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2016年2月12日金曜日

SoftBank Airは、毎日20:00〜25:00に4Mbps〜7Mbpsの速度規制があります

昨年4月から単身赴任することになったのですが、その期間が2年間限定だったため、当座のインターネット回線として、SoftBank Airを契約しました。

固定回線の代わりとして使える無線サービスは、今のところ、
  • 使い放題のMVNO(ぷららなど)
  • WiMAX(WiMAX 2+)
  • SoftBank Air
くらいしかなく、SoftBank Airはその一翼を担う貴重なサービスです。

少し特殊なサービスであり、どのようなサービスなのか知りたい人もいるかもしれませんので、昨年4月の契約から、約10ヶ月使用してきた経験を報告したいと思います。

なお、私がSoftBank Airを契約した際の話は、以下のエントリに詳しく書いていますので、ご参考に願います。

iPhoneが好きすぎる: SoftBank Airはすでに帯域制限されたことがあるので、契約にあたっては要注意


速度規制のこと


さて、SoftBank Airを語る上で、外せないのが速度規制の話です。
SoftBank Airの速度規制については、先のエントリでも触れていますが、これまで以下の様な歴史がありました。

時期出来事
2015.3.28 私がSoftBank Airを契約
2015.4.3
突然、契約時には無かった、帯域制限する旨の規約変更
改定前改定後
第 25 条(サービスの利用)  該当なし 第 25 条(サービスの利用)  9.本サービスの安定提供を目的として、当社の判断により、会員の本サービス利用に係る通信に割り当てる 帯域を制限する場合があります。


2015.4.15 毎日20:00〜25:00に、下り5Mbps〜7Mbps、上り7Mbpsの速度規制開始
同時期頃 ワイモバイル(ソフトバンク)が、「無制限」を謳って販売したPocket WiFi 305ZTに、突如、3日間1GB制限を発動して炎上
2015.4.30 ネットでのワイモバイル(ソフトバンク)バッシングが影響したのか、SoftBank Airが速度規制を中止
2015.6中旬 一部ユーザーにおいて、20:00〜25:00の速度規制が始まる
2015.7頃 全ユーザーが、20:00〜25:00に速度規制される
2016.2現在 現時点において、20:00〜25:00の速度規制が継続中


なお、これらの詳細は、私自身の記憶の他、2chのSoftBank Airスレを参考にしています。
SoftBank Air Part7SoftBank Air Part8SoftBank Air Part9SoftBank Air Part10SoftBank Air Part11


速度規制中の使い勝手はどうか?


まず、20:00〜25:00“以外”の時間の実効速度ですが、私のところでは下り40Mbps〜70Mbpsくらいと、無線としては申し分ない速度が出ています。
晩の19:59まではその速度が続き、20:00になった途端、上限7Mbpsまで落とされます。

さらに、最もインターネットの利用が多いと思われる20:00〜24:00には、4〜6Mbpsの間をウロウロして、それが25:00になった瞬間、40〜70Mbpsの速度が復活します。
これが毎日、繰り返されているイメージです。

なお、上りは時間帯に関係なく、おおむね5〜7Mbpsで安定している感じです。
ポイントとしては、各地域のアクセスポイントが実際に混雑しているかどうかに関わらず、全国一律の規制が掛けられているということです。

本当に混んでいて速度が低下しているならまだ理解もできるのですが、うちのような田舎でも機械的に規制されているのが納得がいかない点です。

続いて、規制時間帯に、ネットサービスがどれくらい使えるかという点についてですが、まず、普通にウェブを見る分には全く問題がありません。
また私は、オンライン英会話をやっているのですが、スカイプも特に問題ありません。

しかし、動画関係は非常に厳しいと言わざるを得ません。

私は、ニコニコ動画やdアニメストアを、iPhoneアプリで観ることが多いのですが、ニコニコ動画は読み込みが遅く、動画がたびたび中断して観れたものではありませんし、dアニメストアも速度が遅すぎて音声だけが流れるような状態になります。

通常、5〜7Mbpsも出ていれば動画もそれなりに観れそうなものですが、このことについては、別の理由を疑っています。
ソフトバンクのページに「通信速度の制御を行う場合のあるコンテンツ・サービス」という項目があり、以下の項目については別途速度規制をする旨が謳われています。
  • 音声通話やテレビ電話などをパケット信号に変換し、データ通信にて実現するサービス
  • MPEG、AVI、MOV 形式などの動画ファイル
  • BMP、JPEG、GIF 形式などの画像ファイル
  • 動画閲覧、高画質画像閲覧、P2P ファイル交換、ソフトウェアダウンロードなどをともなうサイト、アプリケーションなど

本当のところは分かりませんが、おそらく、この動画規制に引っかかっているのではと想定しています。

普通のサラリーマンである私にとっては、1日のうちで自宅でインターネットを使うのは、だいたい20:00〜25:00の間であり、すなわち私にとっては、SoftBank Airは、実質下り4〜7Mbpsの無線サービスになっています。


ユーザーによっては、たびたび再起動が必要になる場合も?


私の環境では発生したことはないのですが、2chのスレを見ていると、ユーザーによっては、頻繁に再起動が必要になる人もいるようです。

179 :名無しさんに接続中…:2015/12/26(土) 14:58:56.98 ID:qeRKOb3d
光は数ヶ月再起動無しでもごきげんに動いてたのにAirは数日に一回程度再起動しないと動作が不安定なことがあるのが不満
最近はそれでも一週間に一度程度まで安定化してるけどな
481 :名無しさんに接続中…:2016/01/21(木) 07:32:30.55 ID:1fcvsahb
リンクが切れることが光時代より多いかなという印象
光だった時はONU再起動が必要になったことが数年の契約中なかった
任意で再起動は数ヶ月に一回かけてたけど
ソフトバンクエアーは一週間のうち何度か
気づいたらWi-Fi接続だけ継続されてて
端末とAXGPのリンクが切れてて
タイムアウトすることがあって
電源ケーブル引っこ抜いて再起動しないと
ダメなことが多い
不安定 
661 :名無しさんに接続中…:2016/02/05(金) 14:03:33.92 ID:2SJ8wnsJ
1のモデムで、一日一回ぐらい不安定になって電源切って再起動しないとだめになるときがあるのは、モデムのせい?
このモデムにルーター接続してそこから繋いでれば大丈夫なのかな。知ってる人います?
この件については、以前からたびたび話題に上がっていましたが、残念ながらいまだ原因がはっきりしていません。


突然、不通になることも


私の環境で、原因不明の不通が生じたことが、二度ほどありました。
一度目は昨年の6月22日、二度目はつい先日の2月10日です。

状況は、二度とも全く同じで、ある日突然ターミナルのLTEランプが緑から赤になり、不通になるというものです。
LTEランプが赤というのは、圏外を表します。
つまり、ターミナルの設置場所においてAXGPの電波を受信していない、ということを意味します。

一度目は、ターミナルの故障を疑いましたが、数日経つと何事も無かったかのようにLTEランプが緑に戻ったので、おそらく電波の発信側に問題があったのだろうと考えました。

今回の二度目においても、状況が全く同じだったため、またキャリアのアンテナの方に問題があると考えていたら、予想どおり半日後に何事もなかったように正常に戻りました。

問題なのは、こういうキャリア側に障害があることが明らかなケースにおいて、二度とも何のアナウンスが無かったことです。
SoftBank Airは、ソフトバンクのサービスでありながら、実際にはWireless City Planning社のサービスであり、障害情報や各種アナウンスがどちらからに統一されておらず、かつアナウンス不足である印象を受けます。

ちなみに、定期メンテナンス情報については、ソフトバンクでなく、Wireless City Planningのサイトでアナウンスされています。

メンテナンス情報|お知らせ|Wireless City Planning 株式会社


Airターミナル2が発売されたけども


昨年12月17日より、新機種のAirターミナル2が提供開始されました。
この端末は、私が使用している旧端末よりも、下りの最高速度が速くなっているとのことです。(110Mbps→261Mbps)

さらに高速になった新しい「SoftBank Air」 12月17日から提供開始 | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

しかし、2chのスレでの報告を見る限りでは、Airターミナル1であろうが、Airターミナル2であろうが、同じく20:00〜25:00の間は、下り4〜7Mbpsの規制を受けているようです。

なお、現在SoftBank Airを契約する際には、Airターミナル1とAirターミナル2のどちらを契約をするかが選べます。

SoftBank Air 料金 | インターネット | ソフトバンク

Airターミナル2は、Airターミナル1よりも、月額で700円ほど高くなるようですが、Airターミナル1とAirターミナル2の違いは最高速度だけであり、それもエリアによっては最高速度が変わらない場合があります。

また、私のようにインターネットを使うコアタイムが20:00〜25:00である人間にとっては、Airターミナル2が発揮する最高速度の恩恵をほとんど得られない可能性もあります。(休日の昼間は、恩恵に預かれますが)

SoftBank Airの月額料金は、固定回線と比べても決して安くない額ですので、もし光ケーブルやADSLを契約できる人はそちらを選ぶ方がベターだと思われますし、やむえなく私のように諸事情によりSoftBank Airを選択される人は、よく考えてから契約することをおすすめします。


決して悪いサービスではないが、自分の使い方に合っているかをよく確認の上契約を


最初に述べましたが、私のような期間限定の単身赴任者で、わざわざ工事をしてまで固定回線を引きたくない人間にとっては、端末をコンセントに繋ぐだけでインターネット環境を構築できるSoftBank Airは、ある意味素晴らしいサービスだと思います。

しかし、速度規制の実態をよく知らないで契約すると、なんだか思っていたのと違う、騙された!、ということになりかねません。
しかも、このサービスは携帯と同じく2年縛りが基本ですので、契約してすぐ、やっぱりやめた!というのもなかなかできません。

SoftBank Airが気になっている人にとって、このエントリが、皆さんの賢い選択の一助になればと思っています。

2015年10月18日日曜日

このたびソフトバンクからIIJmioのファミリーシェアプランにMNPした経過を報告します

我が家は、私と嫁がソフトバンクのiPhone 5を使い続けて3年になります。

ここ数年は、電話はほとんど使わず、パケットも月にせいぜい3〜4GB使う程度にもかかわらず、二人合わせてキャリアに月16,000円ほど払っていることが不満でした。
そのため、ここ数ヶ月の間は、iPhone 6sが発売されたら、すみやかにMVNO(IIJ)に移行できるよう準備を進めてきました。

キャリアメールを捨てたいと思い、それまで使っていなかったLINEを使い始めてみたり、

iPhoneが好きすぎる: おっさんがキャリアメールを捨てるべくLINEをはじめてみた

それでもやっぱりキャリアメールは捨てられないと判断して、ドコモのガラケーを利用して他キャリアの端末でもドコモメールを使えるようにしてみたり、

iPhoneが好きすぎる: MVNOへの移行準備のため、とりあえずガラケーのドコモメールをソフトバンクiPhoneで使えるようにしてみた【実践編】

そして、ようやく発表されたiPhone 6sを予約開始日に予約して入手し、

iPhoneが好きすぎる: Appleオンラインストアで自分と嫁のSIMフリーiPhone 6sを予約しました!

ようやく準備が整い、このたび無事MNPすることができましたので、その顛末を報告したいと思います。

今回のこの手続きによって、我が家の携帯料金は、二人で約16,000円/月 → 約4,500円/月に激減しました。
なお、我が家のソフトバンクの締め日は10日付けであり、今回は10月10日までにMNPしてしまうことを目標として行動しました。

我々が時間を取れるのは土日しかないので、10月3日(土)〜10月4日(日)の間に行動しました。


まずはMNP予約番号をゲット


ソフトバンクから転出するためには、まずはMNP予約番号というものを取得する必要があります。

昔は、ネットでもMNP予約番号が確認できたと思ったのですが、なぜか現在、ソフトバンクにおいてMNP予約番号を取得するためには、必ずサポートに電話しなければならないようです。

ソフトバンクから他社へ変更する場合 | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク

10月3日(土)の朝一に、まず自分のiPhoneから、*5533に電話をします。

MNP専用番号なのだから、すぐにMNP予約番号を教えてくれればいいのに、プッシュ番号でいくつかの選択をしたり、その後サポート要員に繋ぐということで、10〜15分程度待たされたりします。

MNPに関して相談したい人に対してはそれもありなのかもしれませんが、今すぐMNPしたくて予約番号を取得したいのに、強制的にサポート要員に繋ぐために延々待たされるのは、あまり気分のいいものではありません。

うがった見方をすれば、まるで簡単には転出させないためにMNP予約番号を知りにくくしているとも受け取れます。

iPhoneをスピーカーホンにして机の上に放置しているとようやく人の声がしましたので、対話を開始しました。

本人確認などを済ませた後、まずはお決まりのフレーズを言われます。
「お客様が今回他社に転出しますと、ソフトバンクからの転出手数料3,240円+途中解約違約金10,584円+他社への転入手数料3,240円の約17,000円近くが掛かってしまいます!」

先にも書いたとおり、我が家はソフトバンクでiPhone 5を契約してから3年目なので、途中解約の違約金が掛かってしまいます。
結構大きな金額で、払わないでいいなら払いたくありませんが、今の私はソフトバンクから一刻も早く逃げ出したかったので、覚悟の上でした。

しかし、ソフトバンクがわざわざ、将来他社に対して払う転入手数料まで言及するのは、ちょっと僭越ではないかと思いました。
ちなみに、今回IIJに転入する際は、ファミリーシェアプランの契約にするつもりなので、その場合、SIM3枚でも手数料は全部で3,240円しか掛かりません。

次に、また「お客様のこれまでの契約状況を確認します。しばらくお待ちください。」と言われ、また待たされます。
こっちはさっさとMNP予約番号を教えてもらいたいんですが。。。

ようやく通話が再開しました。
すると今度は、「お客様の条件だと、特別にご案内できるキャンペーンがあります!」との言葉。
いわゆる「コジ割」です。

こちとら、iPhone 3Gからずっとソフトバンクとお付き合いしているわけですから、「コジ割」の条件に当てはまらないはずがありません。
内容はというと、24ヶ月間月々1,000円を割り引きするというもの。

若干魅力的な提案ではありますが、一人あたりの通信料が、約8,000円/月が約2,000円/月に減額するMVNOの破壊力にはかないません。
というわけで、それをお断りしてやっとMNP予約番号を教えてもらうことができました。

電話を切ってしばらくすると、MNP予約番号が記載されたSMSが送られてきます。
ようやく当初の目的達成です。
ここまで時間にして、20〜25分程度掛かりました。

MNPしたくて、MNP予約番号が欲しいだけなのに強制的にこれだけの手間と時間を掛けさせられます。
総務省は、MNP予約番号の取得はネット(My SoftBankなど)で簡単に確認できるよう指導すべきであると強く感じました。


いよいよ近くのイオンへ出陣


嫁も、私に続いてMNP予約番号をゲットし、ポートアウトする最終準備が整いました。
さて、いざIIJにMNPするために、どのような手段を選択するかです。

IIJのウェルカムパックは、Amazonでも売っています。

この場合は、本来は3,240円かかる契約手数料が、実質的に格安になります。(私が今Amazonで確認したところだと540円。)

また、IIJは最近、おうちでナンバーポータビリティというサービスも開始しており、これだと自宅でしかも即日MNPすることができます。

おうちでナンバーポータビリティ|IIJmio

しかし、今回私は以下の理由から、対面で手続きできるイオンでの手続きを選びました。
  • 上記サービスだと、ファミリーシェアプランにMNPする場合ややこしそう。(もしくはそもそもできない可能性が高い。)
  • はじめてのMVNOなので、いろいろ教えてもらいながら手続きを進めたい。 

現在IIJは多数のイオンの店舗において、対面でのMNP手続きをすることができます。

イオン 取り扱い店舗|IIJmio

これはついこの間の7月17日からスタートした施策です。
当初の頃に比べると、ユーザーにとってぐんと便利になっています。


イオンのおばちゃんは優秀だった


さて、最寄りのイオンに到着し、早速手続きができる店舗を探しました。
一体、どのような形態の店舗なのか謎だったのですが、実際には、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルなどを扱う携帯コーナーに、イオンモバイルとして専用の店員が配置されていました。

担当の店員に、IIJのファミリーシェアプランにMNPしたい旨を伝えると、早速書類を用意してくれました。
担当してくれたおばちゃんは、眼鏡をかけたキリッとした有能そうな人で、女史とでも呼びたくなる感じの人でした。

ちなみに、我が家の計画は、

  • 音声通話SIM(私用)
  • 音声通話SIM(嫁用)
  • SMS付きデータSIM(iPad用)

という構成だったのですが、なぜか音声通話SIM×2枚はその場で用意できるものの、SMS付きデータSIMは後でIIJから自宅に郵送という段取りになるとのことでした。
まあ、データSIMは今すぐ要るわけではなかったので、特に問題はなかったのですが。

その後、おばちゃん店員の指示に従い、書類を埋めていきます。
サクサクと手続きは進み、おばちゃんから「それじゃすぐにIIJと手続き進めるから、今から1時間経ったら戻ってきてね。」との言葉。

思わず私は、できたら自分の携帯に電話してもらったら良いですよと言うと、おばちゃんからは、MNPしてしまったらそのSIMはもう使えないからとの言葉。

そりゃそうだと、思わず苦笑。
このとおり、手続き自体は、実にあっさりしたものでした。


同一名義じゃない事件発生!


1時間ほど時間が空いたので、嫁と二人でフードコートに行って遅めの朝飯を食べることにしました。
そうこうして、30分ほど経ったときに、突然私のiPhoneが鳴りました。

意外と早くできたな、とさっきおばちゃんに言われたことも完全に忘れて、普通に電話に出る私。
すると、電話口でおばちゃんは私に対し、うちの嫁のiPhoneの名義が嫁自身の名義になっているため、私名義のファミリーシェアプランには転入できない、旨を話しました。

それを聞いて、そういえばIIJのファミリーシェアプランのページにそんなこと書いてあったなあ、と思い出しましたが、後の祭りでした。

ファミリーシェアプラン番号そのまま乗り換え | IIJmio
家族全員が他社をお使いで、さらに名義が異なる場合、ご利用名義を“全て同じ名義”に変更してください。ご利用名義が異なったまま、乗り換え用の“予約番号”を発行した場合、IIJmioファミリーシェアプランへまとめて乗り換えることができません。

どういう話かというと、例えば、3台のソフトバンク携帯があったとして、それぞれの名義がA、B、Cだったとします。
今回、IIJのファミリーシェアプランをAの名義で契約したいとすると、それぞれ事前に、Bの携帯の名義をAに、Cの携帯の名義もAに、そろえておく必要があるというものです。

このたびMNPするのは、私と嫁の二人のため、ファミリーシェアプランを私の名前で契約するのであれば、事前に嫁の携帯の名義を私の名義に変更しておく必要があったというわけです。

おばちゃんに対し私は、そのイオンの携帯コーナーで、名義変更はできないのかと聞くと、ソフトバンクショップでないと無理とのこと。
また、面倒なことに、その名義変更は丸一日(厳密には日をまたぐことが)必要 とのことでした。

残念ですが、おばちゃんには、名義変更してまた明日(日曜日)に来ますと言い残し、とりあえずの目的地であるソフトバンクショップに旅立ったのでした。


嫁のiPhoneの名義を私の名義にするためにソフトバンクショップへ


Googleマップで最寄りのソフトバンクショップを検索し、車を走らせます。
着いたソフトバンクショップは、幸いなことにお客が全くおらずすいていました。

早速、嫁のiPhoneの名義変更手続きを依頼します。
すると、ここで驚愕の事実が!!!!!

その日(10月3日)、嫁の携帯の名義を私の名義に変更すると、なぜかパケットの月額(6,264円)が、ひと月に2回分掛かるというのです。
何を言っているか分からないと思いますが、ありのまま起こったことを話しました。

実は、こういうことです。
まず、上でも述べましたが、我が家の契約の締め日は毎月10日です。

パケットの月額は日割りができないことになっているらしく、10月3日に名義変更をすると、嫁名義の9月11日〜10月3日の期間に6,264円、そして名義変更後の私名義の10月4日〜10月10日の期間に再度6,264円が掛かるということでした。

ユーザー目線からいうとメチャクチャぼったくりな話です。
この、名義変更による二重取りを防ぐためには、名義変更を10日付けでする必要があるとのことでした。

名義変更には一晩またぐ仕組みになっているため、10月10日に名義変更すれば、〜10月10日は嫁の名義、10月11日〜は私の名義となり、唯一二重取りされないことが可能になるという訳です。

しかし、向こうの言うとおり10月10日まで名義変更をするのを待っていたら、次の契約期間に入ってしまい、また夫婦そろって月16,000円の通信料を払う羽目になってしまいます。
それはしたくなかったので、泣く泣く今月6,264円が二重取りされることを受け入れ、名義変更してもらうことにしました。

こんなことであれば、まだ名義変更手数料名目で3,240円でも取られる方がまだ納得できると思いました。

ちなみに、名義が変わると嫁の取得済みのMNP予約番号は使えなくなるため、一旦MNP予約を取り下げて、次の日、私名義に変更後にあらためてMNP予約番号を取り直す必要があります。
とりあえずその場で、嫁のMNP予約の取り下げ手続きだけしてもらいました。


リベンジのためイオンに再度出陣


さて一夜明けて、10月4日(日)になりました。
あらためて、朝一で嫁のiPhoneから*5533に電話をして、MNP予約番号を取得しました。

そして、再びあのおばちゃんの待つイオンに赴きます。
昨日記入した書類のうち、MNP予約番号に関するところを若干修正して、再度IIJに対して手続きしてもらいました。

また、1時間フードコートで待つことにします。
30分ほど経ったところで、自分のiPhoneのキャリア表示がなくなり、不通になりました。
ようやく、無事MNPが行われたようです。

その後、30分ほどして窓口に赴くと、すでに手続きは完了しており、アクティベーション済との音声通話SIMを2枚手渡されました。

私は、以前自宅でSIMフリーiPadに、BIGLOBEの格安SIMを挿した経験があったので、構成プロファイルのインストールが必要なのではないか? と聞いてみたのですが、おばちゃんは怪訝そうな顔ですでにアクティベーション済みだから、というばかり。
若干不安に思えたので、窓口でSIMトレイを開けるピンを借りて、自分でその場でSIMを交換する作業をさせてもらうことにしました。


「PDP認証に失敗しました」?


私のiPhoneのSIMトレイを開け、中に入っていたソフトバンクのSIMと、今回受け取ったIIJのSIMとを交換します。
iPhoneを起動しますと、画面の左上に「docomo LTE」の文字が表示されました。

少なくともドコモの電波はちゃんとつかんでいるようです。
しかし、予想どおりというかなんというか、Safariを立ち上げますが、以下のようなメッセージが出てサイトに繋がりません。
『データ通信機能を起動できませんでした PDP認証に失敗しました』
そのメッセージを見せると、やっとおばちゃんもリアクションをしてくれました。
おばちゃんがすぐにIIJに電話を掛けると、IIJからは、サイトにある構成プロファイルをダウンロードするよう指示されたようです。

おばちゃんは、私のiPhoneを手に取ると、Wi-Fiのパスワードを入力し、インターネットに接続します。
そこで、IIJの電話によるサポートを聞きながら、構成プロファイルをダウンロードし、私のiPhoneにインストールしました。

構成プロファイルがインストールされると、無事Wi-Fiを切ってもインターネットに繋がるようになりました。
残る嫁の分の設定は、せっかくなので後学のために私にやらせてもらうことにしました。

まずは、嫁のiPhoneをWi-Fiに繋げるところからですが、なんと先ほどおばちゃんが繋げていたのは店舗のWi-Fiでなく、おばちゃんのiPhone 5sからのテザリング!
何このおばちゃん、すげえ!

変なところで感動しながら、嫁のiPhoneにも構成プロファイルをダウンロード→インストールすると、こちらも無事サイトに繋がりました。

実は、あとからよく考えると、イオンが任されているのは、あくまでSIMの販売だけで、そのSIMを各自の端末に入れてちゃんと動くようにするというのは、イオンの仕事の対象外だったのでしょう。
それはそれで良いと思うのですが、何も知らない人がSIMだけ渡されて家に帰って繋がらなくて困って、またイオンに来るということにもなりかねないので、イオンの担当者も、構成プロファイルのインストールが必要であることだけは知識として持って、場合によっては客に口頭で伝えてあげてもよいのではと思いました。

さて、結果として、我が家のトータルの月額通信費用は、以下のようになりました。

項目月額料金備考
基本料金
  2,560円
音声通話機能付帯料 
1,400円
 SIM×2枚 
SMS機能付帯料
140円
 SIM×1枚
消費税
328円
合計
4,428円
(税込)



留守番電話を契約するには?


私は別に要らないかと思っていたのですが、嫁がどうしても留守番電話を付けたいとのこと。
おばちゃんに聞くと、それはここではできないので、IIJに対して別途手続きをしてくださいとのことでした。

私は、単純にまああとで調べたらよいかと思いましたが、あまり携帯に詳しくない人だったら、どうしたら良いのか分からず戸惑ってしまうかもしれませんね。

このあたりは、イオンにIIJを求めて契約に来る客専用に、イオンで契約をした後に、何をしたら良いか? 何ができるのか? どのようにしたら良いか?など、客が今後動くべき方向が分かるようなチラシを、契約書類と一緒に渡したら良いのではないかと思いました。


IIJのサイトにログインする


ひととおりの手続きが終わった後、おばちゃんから「IIJmio音声通話パック お申し込み完了書」という書類を渡されました。
そこには、アカウント情報として、「mioID」と「仮パスワード」が書かれていました。
また、「【重要】メールアドレス登録について」「お申し込み後、30日以内にIIJmioのウェブサイトからメールアドレスをご登録ください」とも書かれています。

自宅に帰って早速、IIJのサイトに「mioID」と「仮パスワード」でログインし、メールアドレスを登録しました。
ついでにサイトの中を見て回りましたが、いい意味で設定できる内容が少なく、とてもシンプルでした。

そうこうしているうちに、留守番電話の設定項目も見つかったため、その場で申し込みを行いました。
即座に「変更受付」のメールが届き、さらにその日中に「変更完了」のメールが届きました。
実に、分かりやすく快適であると感じました。


ソフトバンクとIIJの使い勝手の違いは?


さて、これまでずっとiPhoneをソフトバンクという大手キャリアで運用してきましたが、このたび初めてMVNOで運用することになります。
まだ、使い始めてほとんど時間が経っていませんが、とりあえず気がついた範囲で、ソフトバンクとIIJの違いを述べてみます。


回線状況


回線速度は、複数の時間と場所で計測したところによると、だいたい下りが15〜25Mbps、上りが7〜10Mbpsと、普段使いとしては全く問題ない速度です。

もちろん、最大速度でいうとIIJよりソフトバンクの方が勝っていると思いますが、外で動画を見るような使い方をしているわけではないので(そんなことをしたらソフトバンクでもすぐ速度制限に引っかかってしまいます)、全く気になりません。

別の観点でいうと、都会だとソフトバンクでもドコモ(IIJ)でもあまり変わりませんが、私が今単身赴任しているところは結構な田舎でして、その田舎ですと、さすがドコモというか、3GでなくLTEが繋がる割合が多い感覚です。
これはうれしい誤算でした。


家族割


ソフトバンクの時は、「ホワイト家族24」という家族間の割引プランが適用されていたため、私と嫁の間の通話は無料でした。
しかし、IIJを含むMVNOには、いまのところ家族間が通話無料になる施策はありません。

したがって、普通に電話すれば家族間の通話は有料になるのですが、昨今は、例えばiPhone同士だと「FaceTimeオーディオ」という無料の電話機能が使えますし、iPhone同士でなくとも、LINEやスカイプで無料通話が可能です。
そもそも、私と嫁は99%メッセージ(iMessage)によるやりとりなので、我が家族においてはほとんど問題はありません。

ちなみに、電話に関しては、IIJは「みおふぉんダイアルアプリ」という独自の電話アプリを出しています。

みおふぉんダイアルアプリ App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料


このアプリは、発信する番号に自動的にプレフィックス番号を付与し、IIJの回線に迂回させることによって、通話料を50%オフにできるというものです
これは、みおふぉんダイアルに先駆けてリリースされている「楽天でんわ」と全く同じ仕組みのものです。

楽天でんわ -番号そのままで通話料がお得- App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料


実は、私は以前からこの楽天でんわアプリを愛用しているのですが、失礼ながら楽天が出していると思えないほどよく出来たアプリです。

楽天でんわはみおふぉんダイアルと比べて、通話料が50%オフなのは同じですし、また楽天ブランドだけあって、通話料に応じて楽天ポイントが貯まります。
そのため、このまま楽天でんわを使い続けることにします。

各種あるプレフィックス系電話アプリが、みんな同じ50%オフなのはなぜなんでしょうね?
分かりやすいからでしょうか?


速度制限


ソフトバンクを契約しているときには、たまに3日で1GBという制限に引っかかっていました。
屋外で動画を見すぎたことも一度ありましたが、新しいiPhoneを購入したときに、屋外でアプリをたくさんダウンロードしてしまって引っかかったこともありました。

ソフトバンクの速度制限は極めて厳しいもので、2chやTwitterといったテキスト系のサービスすらまともに使えず、あげくの果てには、速度測定サイトや、マイソフトバンクにもまともに繋がらないという強烈なレベルのものです。
制限をかけていることがユーザーに伝えられないため、ユーザーによっては、キャリアの制限とは気づかず、端末の故障やネットワークの不具合だと考える人も少なくないと思われます。

ようやくこの9月1日から3日で3GBという制限に緩和されましたが、これはドコモ、auに続いてようやく最後に実施したものです。
ユーザーの利便性に対して、極めて消極的な姿勢であることがうかがわれます。

前置きが長くなってしましましたが、IIJではクーポンと呼ばれる高速通信を行っている場合は、3日で1GBといった制限はありません。
クーポンをオフにして低速通信を行っているときは、3日あたり366MBの制限が掛かることになっています。

料金・仕様 | データ通信専用SIM | IIJmio
クーポン残量があり、クーポンがONの状態では通信が規制されることはありません。

ファミリーシェアプランだと、私と嫁合わせて10GB/月が与えられているため(しかも余りは次の月に繰り越される)、我々の普段の使い方でいうと、わざわざ低速通信を使う必要はないだろうと考えています。


契約の縛り


大手キャリアの主力プランは、たいてい2年縛りになっています。
そして、その2年間の間に解約しようとすると、10,584円の違約金が発生します。

たちが悪いのは、我々が違約金を取られない期間は、当初の契約日から2年後の1ヶ月間のみで、その後また自動的に2年縛りが行われてしまうことです。
その場合、次に違約金が取られない期間は、当初の契約日から4年後の1ヶ月間のみということになります

我が家は、かつてiPhone 3Gを2台契約してから、かれこれ8年間ソフトバンクにお金を納め続けてきたわけですが、このたびたまたま前回の契約日から3年目に解約するため、私と嫁と合わせてで10,584円×2=21,168円の違約金を取られます。
なんとも理不尽で納得しがたい話です。

愚痴っぽくなってしまいましたが、IIJの場合は、音声通話SIMのみ12,000円から毎月千円減額し、13ヵ月目以降は違約金なし、という制度になっています。
大手キャリアに比べると、比較的納得性が高い仕組みといえるのではないでしょうか。


緊急通報(110、119など)や緊急地震速報は使えるか?


MVNOは、何ができて何ができないかが分かりづらいです。
結論から言うと、IIJにおいては、緊急通報、緊急地震速報のいずれも問題なく利用できます。

緊急地震速報については、てくろぐのエントリを引用しておきます。

てくろぐ: IIJmioのSIMで緊急地震速報は受信できる?


締め日はいつ?


ソフトバンクの場合は、締め日が10日、20日、末日と、複数存在していましたが、IIJの場合は、末日に統一されています。

IIJmioサービスの締め日はいつですか? | IIJmio
月末締めとなります。クレジットカード会社への請求は翌月7日前後に行っております。なお、月の途中でご利用サービスを解約される場合も締め日に変更はありません。


(私が独自に設定した)ドコモメール(キャリアメール)は使えるか?


IIJにポートインする直前まで、私はSIMフリーiPhone 6sにソフトバンクのSIMを挿し、ドコモメールを使えるようにしていました。
念のため、IIJのSIMを挿してからも、ドコモメールの送受信ができるかどうかを確認してみましたが、何の問題もなくやりとりすることができました。

こうして、MVNOでありながら、キャリアメールが使える環境ができあがりました。


LINEは使えるか?


LINEに関しても、何の問題もなく利用することができました。
少なくとも、当初大手キャリアでセットアップしていれば、その後、通信契約が変わってもなんら問題ないようです。



みおぽんをダウンロードしてみる


以前から名前だけは聞いていた、みおぽん(IIJクーポンスイッチ)というアプリをダウンロードしてみました。

IIJmioクーポンスイッチ App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
デベロッパ名: Internet Initiative Japan Inc.
 


このアプリは、クーポンと呼ばれる高速通信できるパケット量を確認することができます。
また、高速通信(クーポンをオン)と低速通信(クーポンをオフ)を切り替えることができます。


後日、iPad用に注文したSMS付きデータSIMが到着


今回10月4日に契約をして、3日後の10月7日に、当初入手できなかったSMS付きデータSIMが郵送で自宅に届きました。
うちのSIMフリーiPadには、元々BIGLOBEの格安SIMを挿していたのですが、このたびファミリーシェアプランの3枚目として、SMS付きデータSIMを契約したことで、BIGLOBEのSIMが不要となりました。

iPhoneの場合と同様、iPadにおいてもIIJの構成プロファイルが必要になります。
ちなみに、みおぽんアプリからでも、構成プロファイルをダウンロードするページにアクセスすることができます。

構成プロファイルをダウンロードし、iPadにインストールしようとすると、先にBIGLOBEの構成プロファイルを削除しなさいとのメッセージが表示されました。
てっきり、構成プロファイルは複数インストールできて、それを選択できるものと考えていたのですが、違ったようです。

構成プロファイルを削除する方法は、「設定」→「一般」→「プロファイル」を開き、インストール済みの構成プロファイルを選択し、削除ボタンを押してやることで削除することができます。

その上で、再度IIJの構成プロファイルをインストールしてやると、あっさりと開通しました。
これで、BIGLOBEは用済みとなってしまったため、なるべく早く解約しなければなりません。


残る謎


IIJと契約した後、ネットを徘徊しながらいろいろ調べたのですが、まだいくつかよく分からないことが残っています。


1GBのクーポンはいつ追加されるのか?


イオンで、IIJのSIMを契約すると、キャンペーンにより以下の2点の特典が付いてくることになっています。
  • もれなく2年間バンドルクーポン1GBを毎月プレゼント!
  • さらに6ヶ月間、毎月600円の無料通話が付いてきます。
Main btn

ファミリーシェアプランで、元々与えられる高速通信のクーポンは、10GBです。
もれなく1GBが追加されるということであれば、合計11GBになるはずですが、みおぽんアプリで確認する限り、なぜかいまだに合計10GBしかありません。

来月から追加されるのかと思いましたが、上記の[キャンペーン注意事項]を見ますと、
バンドルクーポン1GB増量の適用期間は、利用開始月を含む24ヶ月間です。
と書いてあります。

ということは、利用開始月の今月から適用されていないとおかしいはずです。
まあ、今のところ私と嫁とで計10GBは、少々もてあます程度なので、来月になっても何も変化がなければ、IIJのサポートに問い合わせてみようと思っています。


電話は、いつから割引されるのか?


2点目の特典ですが、毎月600円の電話料金の割引がある、とのことです。
これについては、同じように[キャンペーン注意事項]を読みますと、
音声通話料の値引きはお申し込み月の翌月より減額いたします。
(7月申し込みの場合、8月分の音声通話料より減額いたします。お申し込み月の音声通話料は対象となりません。)
と書かれています。
喜び勇んで、積極的に電話しなくて良かったです。

ちなみに、600円で何分かけられるのでしょうか?

無料通話は、みおふぉんダイアルなどを使った場合には、適用されないものと想定します。
IIJの通常の電話料金だと40円/分です。税込みだと43.2円/分になります。
したがって、600円/43.2円/分=13.8分ということになります。
中途半端!

そして、iPhoneで自分が月の初日から、通算何分電話をかけたかどうかを確認するのは、意外と困難です。
[設定]−[モバイルデータ通信]−[通話時間]で、それっぽい数字を確認できますが、これはリセットしてからの累計のようで、毎月の通話時間ではありません。
(どうも月の通話時間の累計を計測するアプリも見当たりません。)

もし、IIJが今後も無料通話に関する施策を実施する予定があるのであれば、みおぽんアプリに月の通話時間を計測する機能を付けてくれるとありがたいです。


現時点におけるIIJに対する希望


ファミリーシェアプランでシェアできる枚数を増やして欲しい


IIJのファミリーシェアプランのパケット量は、過去にこれまで3GB→7GB→10GBと順次増量されてきました。
パケット量は、次の月まで繰り越されることを考えると、これはすでに3人で使うにも十分な容量です。

そこで、そろそろファミリーシェアプランでシェアできる枚数を増やしていただけないでしょうか?
というのも、極めて個人的な話になりますが、うちには小学生の子供が2人おり、いずれはスマホを持たせることになると思います。
しかし、私、嫁、子供2人の携帯を大手キャリアで契約すると、通信料が馬鹿になりません。

例えば、20GBのファミリーシェアプランでSIMを4〜5枚まで、といったサービスも検討していただきたいのです。
世の中には、家族が4〜5人、もしくはそれ以上いて、月々の通信料金に苦しんでいる家庭も少なくないと思います。

うちも含めてそういった家庭の救世主になってくれればと思います。


今の感想


縛りから解放されすがすがしい気分


まずひととおりの手続きが終わった後の感想ですが、月々の携帯料金が1/3以下になったにもかかわらず、使い勝手はこれまでと全く変わらず、非常に満足しています。

何よりも、もう2年縛りや、速度制限のことを一切考えなくて良くなったのが一番うれしいです。
これからは、何も考えず端末を買い換えたいときに買い換えることができます。


まだMVNOは万人向けではない


一方、今回、MVNOへの手続きをしてみて感じたのは、やはり現時点ではMVNOは万人向けではないということです。

イオンの対応は、私にとっては十分なものでしたが、あくまで当初の契約締結をすることのみが役割であり、契約後に生じたトラブルの対応してくれないでしょう。
そのため、契約後にトラブルが起これば、ネットなどを活用し、自分で解決策を見つける必要があります。

自分でなんとかできる、もしくは身近に頼りになる人がいる人以外は、今のところ、大手キャリアと契約を結ぶことが無難だと思われます。


最後に


さて、MVNOへのMNPは、人によっては契約期間の縛りやキャリアメールなどいろいろなハードルがあろうかと思いますが、少々がんばってMNPすれば、その結果は月々の料金の大幅な削減という形ではっきり返ってきます。
このエントリが、 MVNOへの移行にチャレンジしようと考えておられる皆さんの、いくらかの参考になれば幸いです。


2015年10月5日月曜日

iPhone 6sは名機! iPhone 5からiPhone 6sに変えて一週間ほど使った感想

先日、オンラインApple Storeでの予約開始とともにiPhone 6sの予約を行った結果、発売日当日に無事手元に届きました。

iPhoneが好きすぎる: Appleオンラインストアで自分と嫁のSIMフリーiPhone 6sを予約しました!

これまで、iPhone 5を3年間使ってきた私にとっては、久しぶりのハードの大刷新となります。

早速、iPhone 5のソフトバンクのSIMをiPhone 6sに差し替えて、一週間ほど使ってみました。
ようやく、だいたいの感じもつかめてきたので、ここで私なりの感想を書いてみたいと思います。

私は、iPhone 5s、iPhone 6をスキップしてきましたので、そんな感想今さらかよという点もあろうかと思いますが、ご容赦願います。


画面が大きいことはいいことだ


iPhone 5からiPhone 6sに替えて最も分かりやすいメリットは、画面が大きくなったことです。
私は、Reeder 2BB2Cでテキストを読んだり、動画をよく見るので、画面が大きくなったことにより非常に恩恵を受けています。

少々意外だったのは、今の画面サイズになったiPhone 6の誕生から既に1年が経過しているにもかかわらず、単にiPhone 5・5sの画面サイズの拡大表示になっているアプリが結構多いことです。
最初は少しがっかりしましたが、皮肉なことにこれが最近目が悪くなっている私には結構うれしく、以前老眼フォンなどと揶揄されていたiPhone 6ですが、それはそれでありだなと思ってしまいました。

しかし、スマートフォンがこれだけ大きくなってくると、iPadはまだしもiPad miniはいよいよ中途半端であると感じます。
まあ、iPhoneシリーズは画面が縦長であり、動画はともかくマンガや雑誌を読むには少々縦横のサイズが合わないので、その点だけはiPadシリーズに分があるでしょうか。


メモリ2GBは神


今回のiPhone 6からiPhone 6sへのリニューアルにおいて、地味ながら最も重要な変更点は、メモリが従来の1GBから2GBに増えたことでしょう。
画面サイズが小さかったiPhone 5ですら、多少アプリを操作すると、空きメモリはすぐに残り数十MBになり、アプリがフリーズしたり、キーボードが表示されなくなったりと、数々のトラブルが頻発していました。

私も普段から、メモリ解放アプリであるiMemoryGraphを積極的に使って、なんとかアプリを安定させていたところです。
ましてや、iPhone 6や6sになってからは、画面も大きくなり、メモリ1GBは致命的な状況だったと考えられます。

このたび、ようやく2GBを搭載したiPhone 6sは、その強力なCPUと相まってアプリもサクサクです。(残念ながらiOS9はまだ不安定なところが残っていますが。)
とはいうものの、 iMemoryGraphでiPhone 6sのメモリを観察していますと、iPhone 6sですらすぐに残りの空き容量が数十MBになっています。

最終的にPCの快適さを決定づけるのはメモリの量であると、古来から相場が決まっています。
iPhoneのメモリの単価がどれほどなのかは知りませんが、今後もメモリを潤沢に積んで欲しいと願うばかりです。


3Dタップは便利そうだけどまだまだこれから?


既にいろいろなところで紹介されていますが、「押す」という操作に三段階の深さが与えられました。
これまでの長押しをさらに強く押すことによって、長押し→Peek→Popというアクションが可能となっています。

まだ、ほぼ純正アプリしか対応していませんが、例えば、送られてきたメッセージに書かれたURLをPeekによって覗き見したり、さらにPopによってSafariで開いたりすることができます。
また、ホーム画面にある電話やメッセージのアイコンをPeekすることによって、よく掛ける相手の選択画面を表示して、そのまま電話を掛けることもできます。

逆に言うと、今のところせいぜいその程度のバリエーションしかないのですが、今後サードパーティによって、いろいろな使い方が提案されれば盛り上がっていくのかもしれません。

少し気になったのは、普段使う機能は「長押し」、特別な機能は「Pop」という位置づけを考えると、ホーム画面のアイコンを移動させるためにプルプルさせる場合などは、「長押し」ではなく、「Pop」を使うべきではないのかなと思ったりします。
iPhone 6以前との操作方法の統一がネックとなっているのかもしれませんが、iPhone 6sのみで考えると、操作方法に統一感がないと感じました。

なお、実はこの機能を使ってみたいと思わせるのは、iPhoneに内蔵されたTaptic Engineが返すトクンというここちよい振動です。
頭ではなく、触覚に気持ちよさを与えて使いたいと思わせるのが、なんというかいい意味であざといなと感じます。


感動した! はじめての指紋認証


実に今更感ありまくりな話ですが、先日までiPhone 5を使ってきた私には、指紋認証は初めての体験です。
Appleならではの分かりやすい指紋認証の登録プロセスを済ませると、もう指紋認証によるロック解除が使えるようになっています。

iPhone 6からさらに進化しているようなのですが、ロック解除がめちゃくちゃ速い!
実は、これまで私は面倒で、パスコードによるロックすら設定していませんでした。

なので、iPhoneを操作する時は、ホームボタンを1回押す→ロック画面のスライドをしていたのですが、指紋認証だとスライドすら必要ありません。
でも、これまでスライドしてきた癖が抜けなくて、思わず指紋認証にもかかわらず右スライドしようとしてしまいます。

一般的にセキュリティを高めると、使い勝手が悪くなるものです。
それが、iPhoneの指紋認証は、自分の指紋がチェックされていると感じる間もないほどのスピードであり、高度な技術をユーザーの使い勝手を損なわずハードに落としこむAppleの手腕はさすがとしかいいようがありません

贅沢を言えば、画面が暗くなっている状態からiPhoneが使える状態にするには、ホームボタンを1回押す→そのままホームボタンに指を置いて指紋認証という流れになりますが、画面が暗くなっている状態でホームボタンに指を添えたらロック解除してくれれば手間が減るのにと思いました。
人間の楽をしたいという欲望は、キリがありませんね。


カメラの性能が上がるのは単純にうれしい


これまでがiPhone 5でしたから、iPhone 6sになって、カメラの性能、画素数ともに格段に向上しています。
どこにでも持ち歩くiPhoneですから、子供達の日常の姿を撮るのに最適であり、カメラの性能は良くなったことは大変うれしく感じています。

しかし、ちょっとドキッとしたのは、iPhone 6sのシャッター音が、iPhone 5に比べて品がなくて音量が大きいこと。
今年は、一刻も早くキャリアから脱出したいということで、発売日に国内版SIMフリーiPhoneを入手しましたが、次回のチャンスの時には、シャッター音のしない海外版をEXPANSYS経由で入手することも考えてみたいと思っています。

ちなみにライブフォトは、まだどう評価したら良いかわからないところです。
最適なのは子供の写真だと思うので、今後子供を撮る時はちょくちょく使っていきたいと思っています。


頑丈になった。でも少し重い


iPhone 6sはiPhone 5に比べて、112g→143gと約30gも重くなっています。
しかし、感覚的にはハード自体が大きくなっていることもあって、それほど重いとは感じません。

また、iPhoneに比べて曲がりにくくなっているということで、よくズポンのポケットに入れる私にとっては、安心度が増しました。


その他


今になって思うのは、AppleCareはやっぱり高い買い物だったということです。
上で書いたようにより頑丈にもなっていますし、防水性も高くなっているようで、ケースさえ付けていればよほどのヘマがない限り大きな出費になることはなさそうです。

このたび、私と嫁のAppleCare加入で、14,800円×2×1.08=31,968円の支出!
このお金で、新しい無線ルータでも買えばよかったです。
悔しいので、2年目の終わりには、必ずバッテリーは新品に入れ替えてもらおうと思います。

あとは、残ったiPhone 5をどうするかです。
ソフトバンクのiPhone 5など二束三文にしかならないと思いますが、私はどこかで売ってしまおうと思っています。
嫁は、どうもお風呂専用にするつもりのようです。


最後に


iPhone 6sは間違いなく名機です。
少々の金額差であれば、メモリが1GBのiPhone 6ではなく、2GBのiPhone 6sを選ぶべきです。

私は、これからソフトバンクからIIJにMNPして(これはまた後日報告します)、少なくとも三年間はこの端末を使い続けるつもりです。
その暁には、型落ちのiPhone 7sを安く入手できたら。。と妄想しています。

2015年9月13日日曜日

Appleオンラインストアで自分と嫁のSIMフリーiPhone 6sを予約しました!

ソフトバンクから、SIMフリーiPhone+MVNOへの移行に向けて一歩を踏み出すべく、このたび私と嫁の分のSIMフリーiPhone 6sを予約しました。


我が家のスマホ環境


ただいまの我が家のスマホ環境については、以前綴ったエントリから引用します。

iPhoneが好きすぎる: MVNOへの移行準備のため、とりあえずガラケーのドコモメールをソフトバンクiPhoneで使えるようにしてみた【経緯編】
さて、我が家の現在のスマホの契約は、私と嫁の両方共ソフトバンクのiPhone 5であり、既に3年目になっています。 
契約が3年目にもなると、iPhoneの本体代の割賦が終わり、月々の費用も安くなると思いきや、月々割が2年で終了してしまうため、結果それほど安くなることもなく、しかし次に買おうとしているiPhone 6sがまだ発売されていないため、やむなく惰性で契約を続けている状況です。 
ちなみに、月々の支払額は、2人で約16,000円です。
電話は普段ほとんど使わず、ネットにしか使っていないのに、今どきのMVNOの料金から比べると非常に高く感じます。 
また、ソフトバンクはかつてはドコモやauに比べて料金が安く、また積極的なサービス展開をしていましたが、最近ではドコモ、auと月額料金が同程度にしているにもかわらず、いまだに3日1GB制限を残しているなど、むしろドコモやauに比べてデメリットの方が目立ってきました。 
また、最近のソフトバンクには、305ZT突如帯域制限事件や、SoftBank Airの後から規約変更事件など、気を抜くとどんなリスクを背負わされるか分からない雰囲気があります。
そんなこんなで、最近は一刻も早くソフトバンクを離れ、MVNOに移行したい気持ちが高まってきました。 
というわけで、この9月に発売されると言われているiPhone 6sの発売を期に、夫婦揃ってMVNOに移行すべく、具体的な作業に入ることにしました。

要は、そんなにヘビーな使い方をしているわけではないのに、毎月携帯キャリアに2人で16,000円も納める生活はそろそろやめたい思っているわけです。

そのために先日、少々煩雑な手続きを踏んで、MVNO運用端末でも使えるドコモメールを準備したところです。

iPhoneが好きすぎる: MVNOへの移行準備のため、とりあえずガラケーのドコモメールをソフトバンクiPhoneで使えるようにしてみた【実践編】

そしてこのたび、満を持して、このたびSIMフリーiPhone 6sの予約を行った訳です。


手に汗握る予約合戦の開始


iPhone 6sは、本日9月12日の16時01分から予約開始となっています。
その時に向けて、私と嫁は臨戦態勢に入りました。

事前にiPhoneのAppleStoreアプリで、予約の手順をシミュレーション。
アカウント内の支払いでクレジットカードがちゃんと有効になっているかも確認。
ちなみに、クレジットカードのセキュリティコードの再入力と、ひらがなになっていたフリガナをカタカナに直すことを求められました。

実際の話、予約するのはPCよりも、限られたスペースでポチポチ押していくiPhoneまたはiPadのアプリの方が便利そうでした。

14時くらいからでしょうか?
Appleストアが更新中の画面に切り替わり、アクセスできなくなりました。

15時50分頃、もしかしたらフライング予約できるかも?との淡い期待を胸に、PCサイトのリロード、iPhoneアプリの再起動を繰り返します。
ところが、16時01分を過ぎても更新中の画面から元に戻りません。
リロードを繰り返していますと、最初にiPhoneアプリからアクセスできるようになりました。
夢中で、焦りながらも容量などを間違えないように予約手続きを先に進めます。
そしてなんとか最後の画面まで辿り着き、無事1台目を予約を確定させました。

まだ嫁の分の予約が残っています。
嫁は、PCを使ってとりあえずサイトに繋げられたようです。
嫁の横について、「iPhone 6s」→「64GB」→「Apple Care追加」を指で示しながら、嫁も無事に予約を完了させることができました。
だいたい16時15分頃のことでした。

私と嫁の予約確定の時間差はわずか数分というところでしたが、注文番号の差は約9,000もありました。
16時過ぎからわずか10分程度の間に、おびただしい数の予約が殺到したことが伺われます。

(後日談)
後日、2chなどで情報収集していますと、今回はマイナーチェンジだったからなのか、一日経った後でも機種によっては余裕で発売日到着分の予約ができたようです。
16時めがけてリロードしまくった我々は何だったんでしょうか?


それにしても高かった。。。。


予約中は、あえて考えないようにしていましたが、後ほど冷静になってみますと、掛かった費用はiPhone 6s +Apple Care+消費税で、なんと合計122,688円!
しかも我が家は2台なので、倍の245,376円!

確かに、この後MVNOに移行すれば、だいたい2年間で元が取れることは分かっています。
しかしはっきり言って、スマホ本体ごときにこんな金額を支払うのはバカです。
最新のMacbook RetinaとiPad Proが、まとめて買えてしまう金額です。

Androidであれば、iPhone 6sと同程度の性能だとしても、おそらく半額以下で済むでしょう。
でも悲しいかな、iPhone 3GからどっぷりiPhoneに浸かっている我が家では、スマホのリテラシーが完全にiPhoneナイズされており、iPhoneから離れなれない体になってしまっているのです。

まあ今後は、SIMロック解除義務制度により、SIMフリーiPhoneの中古が市場に多く出まわることになると思いますので、せめて一世代前の中古を安く入手する方向で行きたいと思っています。
これまでiPhone 5で大きな問題なく使ってきた我々ですので、必ずしも最新機種でなくと
もやっていけることでしょう。


今後の段取り


さて、iPhone 6aが届いたらどうしましょう。
Appleストアの注文書には、お届け予定日は正式発売日の9月25日と書かれています。

その後は、以下の様な段取りでMVNOへの移行を進めていきたいと思っています。
  1. 現在使っているiPhone 5の中身を、母艦のMacbook Airにフルバックアップする。
  2. iPhone 5からソフトバンクのSIMを抜き、新しいiPhone 6sに挿入する。
  3. 先ほどバックアップしたデータを、iPhone 6sに反映する。
  4. iPhone 6s上で普段使えるようにするために、環境を整える。
  5. ソフトバンクのキャリアメールを使って、(ガラケーでゲットした)ドコモのメールアドレスに変わることを知り合いに連絡する。
  6. IIJ mioにMNPするために、ソフトバンクからMNP番号をゲットする。
  7. IIJ mioに即日MNPできるよう、近くのイオンに向かう。
  8. イオンの店舗で、ファミリーシェアプランを申し込む。
  9. 晴れて、長らく縛られてきたキャリアから開放される。

年をとってきたからなのか、最近身の回りを極力シンプルにしたいと考えるようになりました。

これまでは、キャリアのやたら複雑で、トクかどうかもよく分からないプランに振り回されてきましたが、今後はやっと使いたい端末、使いたい回線を安く、自由に選択できるようになります。

2015年6月14日日曜日

SoftBank Airはすでに帯域制限されたことがあるので、契約にあたっては要注意

さて、ひさしぶりの更新になってしまいました。
実は、この春から転勤により単身赴任となり、片田舎で一人暮らしをすることになりました。

私一人の生活になるので、新たに揃える家財道具は最低限にして、テレビすら買わなかったのですが、この私にとって何はなくとも必須なのはネット環境です。

光などの有線を引いても良かったのですが、有線だと引き込みに時間と手間が掛かりますし、単身赴任は原則2年間とされていましたので、今回は無線タイプのインターネット回線にチャレンジしてみました。


比較対象は以下の3サービス


いろいろとネットで調べたところ、以下の3サービスが検討対象となりえそうでした。
  1. 使い放題のMVNO(ぷららなど)
  2. WiMAX(WiMAX 2+)
  3. SoftBank Air

使い放題のMVNO(ぷららなど)


まず考えたのは、ぷららなどの使い放題タイプのMVNOでした。

ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン|ぷらら

ぷららの場合だと、月額2,980円(税込)と比較的リーズナブルですし、既にiPadでBIGLOBEのSIMを使っており、MVNOのSIMは感覚的にとっつきやすく感じました。

ただ、iPadを無線ルータとして使おうと考えたのですが、現状iPadは家族がどっぷり使っておりまして、単身赴任先には持って行けなかったため、新たにSIMを挿して使えるルータを用意しなければなりません。

ところがAmazonなどで検索してみると、これが結構高い!
例えば、以下のNECのモバイルルータだと、実に2万円超えです。


いくらSIMが安くても、ルータがこんなに高いのでは本末転倒です。
また、単身赴任は2年間なのに、その後ルータが余っても仕方がありません。

あと、実効速度についても、課題がありそうでした。

MVNOの定額無制限プランはどれだけ快適?――ぷららモバイルLTEとU-mobileのSIMをレビュー(後編) (1/2) - ITmedia Mobile

夜の時間帯はぷららは下り平均が1Mbpsを超えることがなく、スマートフォン利用ならともかくPCからのインターネット利用ではかなり苦しそうだ。

そもそもの上限速度である3Mbpsでも動画視聴は厳し目ですが、1Mbps以下となると絶望的です。
私は、ニコニコ動画もよく見ますし、dアニメストアも使っていますし、skypeで英会話もしていますし、使用用途を考えると現実的でないということで、残念ながらこのたびはぷららはスルーすることにしました。


WiMAX(WiMAX 2+)


続いて、名前はよく聞くけども、中身はよく知らなかったWiMAXです。

ギガ放題 新料金プラン登場!|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX 2+

サイトを見ますと、月額は4,730円(税込)と少々お高いですが、理論速度は最速220Mbpsと申し分ありません。

しかしエリアを調べてみますと、WiMAX、WiMAX 2+ともども残念ながら私の住んでいるこの片田舎は含まれていません。
というわけで、物理的に不可能ということで、再びスルー。


SoftBank Air


続いて、比較的新しいサービスのSoftBank Airです。

SoftBank Air サービス詳細 | インターネット | ソフトバンク

最初にこのサービスの存在を知った時に、自宅で引くのになぜ無線である必要があるのだろう? このサービスのどこに需要があるのだろう? と思っていました。

しかし、今回の私のように単身赴任等で期間限定で使う場合だと、すみやかに使うことができて、有線のように部屋に痕跡を残すこともないため、もってこいのサービスであると感じました。
ポイント1 かんたん! 工事不要! 電源を入れるだけ!
ポイント2 使い放題! パケット制限なし! 毎月定額だから、どれだけ使っても安心!
ポイント3 速い! 4G対応。下り最大110Mbpsで大容量データ通信も快適!
ということで、この売り文句が本当なのであれば、申し分ありません。

エリアも調べてみましたが、なぜかこんな田舎がたまたまサービスエリアに含まれていたため、他の選択肢もない状況で、消去法でこのサービスを選択することにしました。
(SoftBank Airのサービスは、Wireless City Planning社のAXGP網を使っているようです。)


地元のソフトバンクショップでSoftBank Airを契約


単身赴任先には、ドコモショップやauショップはあるもののソフトバンクショップはなかったため、地元のソフトバンクショップで契約することにしました。
地元のソフトバンクショップの店員は、SoftBank Airについて一応理解しており、まずはスムーズに話に入ることができました。

店員には、SoftBank Airのエリアは結構狭いんですよ、と言われましたが、すごい田舎だけど上記のエリアマップに含まれている旨を説明すると、納得して手続きを開始してくれました。

少し問題だったのが、手続きをするシステムが、サービスを使用する場所の住所が、ソフトバンクがエリア内であると認定した住所でないと、手続きが先に進められなかったことです。

残念ながら単身赴任先の住所は、マップ上は確実にエリア内であるものの、ショップのシステム上はエリア内になっていませんでした。
住所表記が、昔ながらの字(あざ)名表示だったのがダメだったのでしょうか?

私自身は、単身赴任先がサービスエリア内であることに確信を持っていたので、店員さんの提案もあり、とりあえず自宅の住所を登録して手続きを進めることにしました。
自宅はそこそこ都会であり、がっつりエリア内に入っていたので、問題なく手続きを進めることができました。

月額費用は、詳しくはこのページを見て頂くとして、ざっくり言うと、以下のような感じです。

Airターミナルを2年間の分割で購入する場合Airターミナルをレンタルする場合
Yahoo!のサービスに入る場合 3,996円(税抜) 4,486円(税抜)
Yahoo!のサービスに入らない場合 3,696円(税抜) 4,186円(税抜)


今回の単身赴任は、2年間限定であり、できればよけいなものを所有したくないためレンタルが望ましかったのですが、なぜか分割購入してしまう方が月額料金が安かったので仕方なく分割購入を選択することとしました。

もちろん、2年縛りはもれなく付いてきます。
Yahoo!の付加サービスは、特に必要なかったので入りませんでした。

あと、スマート値引きというものがあり、私も嫁もソフトバンクなのでそれが適用されるようでしたが、既に別の割引で-500円の割引がされていたゆうで、それと重複するということで、説明がよく分かりませんでしたが、私も嫁もそれ以上の割引を受けることはできませんでした。


運用開始!


さっそく自宅に持ち帰ってテストです。

これは本当に褒めるべきところなのですが、コンセントを入れてしばらくして、緑色のランプが5つ点灯すると、もうWi-Fiの電波が発信されています。
「かんたん!」との謳い文句は、本当です。

「***-5G」というSSIDの5GHz帯の電波と、「***-2G」というSSIDの2GHz帯の電波が確認でき、マニュアルでは混信の少ない5GHzがオススメと書いてあったので、素直に5GHz帯の電波を選択しました。

とりあえず、手元のMacbook Airと、iPhoneを接続してみたのですが、使い勝手は普段使っている有線インターネット回線+無線ルータとなんら遜色がありません。

速度で言うと、だいたい下り20〜25Mbps、上り7〜8Mbpsというところでしょうか。
もちろん理論値の110Mbpsには程遠いですが、ニコニコ動画やdアニメストアのストリーミングも普通に見られますし、私の利用用途からすると十分な速度でした。

その後、単身赴任先に戻り、今度は単身赴任先でもちゃんと電波を掴めるかテストしました。
コンセントを入れて電波を掴むまでの2〜3分間をドキドキしながら待ちましたが、結果としてちゃんと電波を掴み、単身赴任先での快適なインターネット生活をスタートすることができました。

ところが、その幸せな生活が長く続くことはありませんでした。


突然の規約変更


今回の契約を行ったのは、2015年3月下旬。
その約1週間後の2015年4月3日に、突然一方的にこのような規約改定が行われました。

改定前(2015 年 2 月 4 日付)改定後(2015 年 4 月 3 日付)
第 25 条(サービスの利用)
該当なし
第 25 条(サービスの利用)
9.本サービスの安定提供を目的として、当社の判断により、会員の本サービス利用に係る通信に割り当てる 帯域を制限する場合があります。


SoftBank Air わずか4ヶ月で規約改定し「使い放題」を撤廃 - ライブドアニュース


これには唖然としました。
契約時の示された条件を了解して契約したユーザーに対し、2年縛りを課しているにもかかわらず、契約後に一方的に契約条件を改悪するというのです。

ちなみに、契約条件を一方的に改悪した代わりに、ユーザーの無償での途中解約を認めた訳ではありません。

こんなことがまかり通るのであれば、羊頭狗肉で、最初だけ良い条件をちらつかせて複数年契約を強いて、後からいくらでもサービスを改悪することができてしまいます。

その後、なんとも言えないモヤモヤを感じながら、過ごすこととなりました。


そして帯域制限が始まった


それが始まったのは4月15日でした。
このたびの帯域制限について、最も情報が充実していたのが、2ちゃんねるのスマホ板です。

SoftBank Air Part6 [転載禁止]©2ch.net


複数の住人が、通信速度の異常に気づきます。

497 :名無しさんに接続中…:2015/04/15(水) 20:17:31.28 ID:K2fBjPxq
微妙に遅いけど速度制限掛かってる? 
498 :名無しさんに接続中…:2015/04/15(水) 20:22:47.79 ID:83SCtcQc
>>497
普段下り坂40Mbpsは出るけど今7Mbps前後で制限してるのかなってくらいの速度しか出ないね 
502 :名無しさんに接続中…:2015/04/15(水) 20:39:38.18 ID:2luNMAZC
また7メガ規制はじまったのかな。
2月頃にあった。
また突然治るのか。それとも規約改定で帯域制限開始なのかな??

今回発動された帯域制限の概要は、以下のとおりです。
時間:20:00〜25:00
速度:下り5〜7Mbps 上り0.5〜0.7Mbps

下りは、動画視聴が引っかかって使えないレベル、上りはskypeなどに支障が出るレベルです。
この制限が、例えば本当に混んでいる箇所のみならまだ許せたかもしれません。

しかし2ちゃんねるのスレにおける発言を見る限り、全国の全ユーザーに、毎日、晩8時から深夜1時まで一律に規制を掛けているようでした。

この制限について、ソフトバンクは公式に何も説明することはありませんでした。
それどころか、内情を当然把握できるサポートでさえ、あなたの場合がたまたまではありませんか?としらばっくれる始末です。



Wi-Fiルータ305ZTの規制発動による炎上


その数日後に、例の305ZTの規制発動による炎上が起こりました。

ワイモバイル、「無制限」謳い販売したWi-Fiルーターに、突如「3日間1GB制限」を掛けて炎上。 – すまほん!!

このことを受けて、ワイモバイル(ソフトバンク)に対する強いバッシングがはじまり、無償での途中解約を勝ち取ろうとする動きが全国的に強まりました。

そのことが多少でも影響したのでしょうか
連日、一向に収まる気配のなかったSoftBank Airの規制は、4月30日をもって解除されたのでした。

それから本日(6月14日)に至るまで、規制らしきものは発動されていません。
そして結局、今回のことについてなんら公式発表はありませんでした。


ソフトバンク(ワイモバイル含む)と契約する時は覚悟を持って


私は、iPhone 3Gからのソフトバンクユーザーですが、正直、今回のことは本当に腹が立っています。

305ZTのこともそう、SoftBank Airのこともそうですが、むやみに無制限などという日本語を使ってはいけないと思いますし、制限を掛けるのであれば、いつどのような条件で制限を掛けるのか、具体的な制限発動条件と制限内容を重要事項説明としてユーザーに確実に告知すべきです。
(305ZTの動画圧縮規制は、説明すらなされていなかったようです。)

ましてや、2年縛りを課しながら後から規約を解約するなど言語道断です。

かつて、iPhoneを積極的に日本に導入した孫さんにはある種の感謝をしていますが、現在の孫さんはコモディティ化したiPhoneにはあまり興味がないようです。
それであれば、私もソフトバンクにとどまる理由はありません。

皆さんも、誠実な業者が生き残り、ユーザーの過失につけ込もうとするような不誠実な業者が淘汰されるよう、ネットでよく調べてから選択をして頂ければ幸いです。


【追記】10ヶ月後の状況はこちら↓
iPhoneが好きすぎる: SoftBank Airは、毎日20:00〜25:00に4Mbps〜7Mbpsの速度規制があります