うちは、2年前に従来型の自動車保険から、ネット系のソニー損保に切り替えました。
ソニー損保は、幸いこれまで事故でお世話になったことはありませんが、一度バッテリー上がりでロードサービスを頼んだことがあり、それなりにスムーズな対応をしてもらいました。
そのソニー損保から、今年も更新のハガキがきました。
更新の金額は、去年よりいくらか上がっていて、92,930円/年。
車両保険も込みとはいえ、これまで無事故で来ている私にとっては少々高いのではないか? と感じました。
そこで元々ソニー損保を選んだきっかけでもある、自動車保険の一括見積を今年も試してみました。
ネットでの一括見積をしてみた
試してみたのは、楽天市場と自動車保険の2つの自動車保険一括見積もりサイト。
【楽天】自動車保険の比較・見積もりなら|楽天:保険一括見積もり |
自動車保険 比較・見積もり - 価格.com 自動車保険 |
あとで気づいたのですが、これ以外にも複数のサイトがあるようです。
さて、我が家の見積もり条件は、以下のとおり。
- 車種・・・プリウスα
- ノンフリート等級・・・20等級
- 事故件数・・・0件
- 走行距離・・・16,000km/年以上
- 運転者特約・・・本人、配偶者限定特約
- 対人賠償・・・無制限
- 対物賠償・・・無制限
- 車両保険・・・235万円(一般タイプ)
ちなみに、候補に挙がっている保険会社でも、残念ながらユーザーの条件によっては、見積りを出してくれないようです。
これだけの保険会社が対応しています、と20社くらいの名前が連ねてあっても、なぜか見積もりを出してくれるのはそのうち数社。
できれば、名前の挙がっている老舗の保険会社にも見積もりを出してもらいたかったのですが。
そうしてそれぞれのサイトから出された見積もり結果を整理したのが、以下の表です。
自動車保険 | ソニー損保更新 | 楽天市場 | 価格コム |
---|---|---|---|
ソニー損保 | 92,930 | ||
イーデザイン損保 | 79,070 | 69,800 | |
アクサダイレクト | 71,130 | ||
チューリッヒ | 51,230 | 57,330 | |
三井ダイレクト | 54,550 | 50,850 | |
そんぽ24 | 79,480 | ||
アメリカンホーム | 75,200 | ||
SBI損保 | 48,180 | ||
セゾン自動車火災保険 | 72,610 |
注目すべきは、金額の高い安いというよりも、保険会社がごとの金額のバラつき具合です。
私は、これまで保険のお世話になるような事故を起こしたことがありません。
しかし、ドライブするのは好きなので、年間に結構な距離を走ります。
保険会社としては、これまでこの人は事故を起こしたことがないから、これからも事故を起こす確率は低いだろう想定すると思われます。(だから安くしようと思う。)
一方、この人は年間の走行距離が多いから、その分事故を起こす確率も高くなるだろう、とも考えると思います。(だから高くしようと思う。)
この相反する条件に対して、保険会社によってさじ加減があるのでしょう。
いろいろ熟慮の結果、今回は、年間5万円前後の保険会社の中から、ネームバリューで三井ダイレクトを選ぶことにしました。
弁護士特約は付けたほうが良いと思う
個人的に付けた方が良いと思うのが、弁護士特約です。
10対0のもらい事故の場合は、こちらの保険会社の代理人は使えません。そうなると自分自身が相手方と直接交渉しなければなりません。
交渉相手が、相手方の保険会社の代理人ならまだ良いのですが、相手方が任意保険に入っていなかった場合は、とてもしんどい思いをすることになります。
そういった場合に、弁護士を立てて代理人になってもらえれば、不毛な交渉にエネルギーを費やさなくて済みます。
そこで、三井ダイレクトのサイトにログイン後、見積もりにプラスして、弁護士特約も付けることにしました。確か+1500円くらいでした。
選択できることが素晴らしいこと
自分にとってインターネットは、ほとんどメリットしかないと思っていますが、なかでも消費者にとって選択肢ができる、または大幅に増えることが最大のメリットのひとつと考えています。
どの保険会社が実際に優れているかというのは非常に難しい問題ではありますが、それでも保険料が2倍ほども違うというのは、払い過ぎかと思います。
決してお金持ちではない我が家では、こういった固定費を確実に削減することが、非常に重要です。
多少のの手間はかかりますが、うまく行けば年間数万円の節約になりますし、それほど変わらないとしても、世間の相場がそれであると納得して契約することができます。
皆さんも一括見積サイトを活用して、家計の経費削減を図ってみてはどうでしょうか。