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2013年11月29日金曜日

「Biscuit - 辞書&単語帳」があいかわらず使える

私が英語を勉強する上で、唯一継続使用しているアプリがBiscuit - 辞書&単語帳 です。

特長は、自身で登録した単語帳にある単語を、iPhoneの標準機能であるプッシュ通知を使って、一定時間ごとに強制的にプッシュしてくれることです。
つまり、わざわざアプリを立ち上げる必要すらありませんので、何もしなくても継続的に英語学習ができてしまうというわけです。


iPhoneが好きすぎる: 英語学習アプリは続かないのが常。唯一続いているアプリは。。。


Biscuit - 辞書&単語帳 (Version 3.9) App
カテゴリ: 教育
価格: 無料
デベロッパ名: croquis.com
 


まずこのソフトの経緯を説明しておきますと、前バージョンは「捕まえる英単語 – クッキー単語帳」という名前のアプリでした。


英単語をコピーするとバナーで翻訳してくれる『クッキー単語帳』がアップデート!Evernoteで超クールな単語帳を作成できるぞ - アップス!-iPhoneの無料アプリ情報やニュースを配信中


ところがなぜかバージョン3.0から3.9に上がる時に、「Biscuit - 辞書&単語帳と改名されたのです。

なぜ改名されたのか分かりませんが、前バージョンとの繋がりが分かる人にしか分からなくなってしまいました。
また良くも悪くも、前バージョンから変化しています。

レビューなどでは、バージョンアップする際に単語帳データが消えたとの報告もあり、少々荒れ気味になっています。幸い私の場合は特に問題なくアップデートできたのですが。

さて、そんな私にとって最強の英語学習アプリなのですが、できればもっと進化して欲しい点もあります。
その点についてつらつらと綴ってみます。もちろんこんなネットのはずれでつぶやいていてもアプリ製作者が見てくれるわけもないので、このエントリを製作者に送ってみたいと思います。
以下が私の要望する改良点です。


イデオムに対応して欲しい


このアプリを使う人が皆、最初に欲しいと思うのがこの機能でしょう。
元々このアプリは、強力な英単語辞書機能を備えています。インクリメンタルに単語の文字を入力していくと、自動的にその単語の意味を日本語で表示してくれるのです。
しかし残念ながら、イデオムには対応していません。
できることなら、次はイデオムにも対応した辞書に進化させて欲しいものです。


画面右側に直接ジャンプできるアルファベットの見出しをつけて欲しい


私は気づいたら既に2000個もの単語を、このアプリに登録しています。これだけ多いと、ある単語をマークしたり修正する際に、いくらiPhoneのスクロールがなめらかだといっても、目的の単語までたどりつくことが大変です。
よく連絡先アプリで、目的の名前にジャンプできるように、画面右側に「あかさたな」のインデックスがついていますが、このアプリでも目的の単語にすみやかにジャンプできるよう、右側にアルファベットのしおりをつけて欲しいです。


英単語欄に入れられる文字数をもっと多くして欲しい。


ひとつ目の要望のイデオムの件とも関連するのですが、このアプリはイデオムを入力した時の自動辞書はありませんが、イデオムと手動でその日本語訳を入力することはもちろんできます。
しかし英単語欄に入力できる文字数は、数えてみると25文字まで。

「take off」くらいの短いイデオムなら入力できますが、センテンスで覚えたい時は、必要な文字数が多すぎて入力できません。
英単語欄の文字数を増やすくらいの改良であれば、比較的簡単に対応できる気がするので、すぐに対応して欲しいです。


プッシュ通知する単語数を増やして欲しい


現在、このアプリで一日にプッシュ通知できる単語の上限は、30個。
ちなみに前バージョンでは、24個でした。
なぜ30個が上限になっているのか分かりませんが、もっと気前よく100個くらいにして欲しいものです。
100個とすると、だいたい15分に1回の計算。もちろん夜は寝てるので、昼間に密度を高くできるようにしてくれたら、もっと良いのですが。


市販の英単語本データを販売して欲しい


私は、以下の市販の英単語集を愛用しています。

以前は紙ベースで、この単語集を勉強してたのですが、できればこのアプリで活用したいと思い、暇を見つけては、1ページ1ページ英単語をアプリに入力していっています。
目的は英単語を覚えることなので、できればアプリに単語を入力する手間は省きたいのが正直なところです。

この本に限らないのですが、市販の英単語集のデータがこのアプリで使えるようになれば、このアプリの価値も上がるのではないでしょうか?


CSVデータのインポート&エクスポートに対応して欲しい


このアプリの前バージョンであるクッキー単語帳から、唯一退化してしまったと思えるのが、単語のインポート&エクスポート機能です。

前バージョンにおいては、DropboxやEvernoteとのインポート&エクスポートに対応していました。

特に、Dropboxに活用しやすいCSVデータをエクスポートできることは、いざというときのリスク管理にもなりますし、既に利用したい単語集をCSVデータでもっている人にとっては、CSVデータのインポート機能は非常に役に立つことでしょう。

ところが、今回のバージョンにおいては、これらの機能が一変し、Evernoteへの1単語ずつをノートにしてエクスポートすることと、Evernote Peekというしくみでエクスポートすることしかできなくなってしまいました。

Evernote側で、アプリからエクスポートされたデータを確認しましたが、それをCSVデータなどに変換できるのかよく分からない感じです。
今後アプリ側のデータが消失したときに、それを復旧することはできません。
(iTunesで定期的にアプリごとバックアップを取っておくことが、唯一の策と思えます。)

整理すると問題はふたつあって、ひとつはCSVデータという汎用データでエクスポートできなくなってしまったことと、もうひとつはアプリへのインポート機能がなくなってしまったことです。

いずれも今後もこのアプリを愛用していくために欠かせない機能だと思うので、できればDropboxとのCSVデータのインポート&エクスポート機能を復活して欲しいものです。


音声合成機能が欲しい


最後にこれは完全な要望なのですが、英単語だけでなく、イデオムやセンテンスも発音して欲しいと思います。

そんなことができるのか? 
実は私も今まで考えたこともなかったのですが、本アプリとは別にとプッシュ単語帳 - フラッシュカード いうアプリを使ってみたことがあります。

プッシュ単語帳 - フラッシュカード App
カテゴリ: 教育
価格: ¥500


このアプリも、Biscuit - 辞書&単語帳と同様に、英単語をプッシュ通知してくれるアプリなのですが、なぜか私の環境では全くプッシュ通知をしてくれず、現在では残念ながら放置アプリになっています。

しかし、特筆すべき点がひとつだけありまして、登録した英単語のみならず、イデオムやセンテンスまで、自然な発音の読み上げ音声を合成してくれる機能(有料アドオン)を備えており、プッシュ通知時に発声してくれるのです。(まあ結局アプリ自体は使えていないのですが)

Biscuit - 辞書&単語帳にもぜひこの機能を搭載していただきたい! 
英単語を記憶するには、視覚だけでなく聴覚も使う方が効果が高いに決まっています。

ぜひ次々バージョンアップ時くらいに、搭載を一考頂きたいものです。


いろいろと要望を書き連ねてみましたが、現時点でも継続できるアプリとしては最強です。

でも、上で挙げたような改良をしてくれれば、もっと最強になります。
英単語の勉強を続けながら、バージョンアップを待ちたいと思います。