一方、この一年ほどで急激にSIMフリーの波が到来し、MVNOが盛況となっています。
私としてはなんとか、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアを脱して、一家全員MVNOで運用したいという気持ちがどんどん高まってきています。
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しかし、MVNOにするとなるといろいろ課題があります。
- キャリアメールがなくなる
- 家族内無料電話がなくなる
- ソフトバンクからMVNOにMNPしようとしても、現時点で電話付きサービスは日本通信くらいしかなく選択の幅が少ない。
私がもし独り身ならもう少し気軽に脱出できるのですが、家族全員の運用を考えると、いきなりMVNOというのは若干時期尚早です。
幸いというかなんというか2020年に東京オリンピックが控えており、それに向けてSIMフリー端末やビジターSIMといった環境整備を進めざるをえない状況があり、あと数年後には携帯の通信環境は確実に今より自由で安い環境になっていることが期待できます。
ただそれは少なくとも、私がiPhone 5から機種変する来年、そうiPhone 6(仮)が発売するであろう来年ではありません。
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では現在ソフトバンクでiPhone 5の私達夫婦が、来年iPhone 6(仮)を入手するとしたら、どのようにするのがベターなのでしょう。
様々なパターンを考えましたが、我が家庭における現時点でのベストは「ソフトバンクからドコモにMNP」です。
理由は以下のとおりです。
- ソフトバンクのままで機種変するのは極めて高くつく。3社からiPhoneが発売され、またキャリアメールの依存度が低くなった今は、MNPが得策。
- 子供のケータイを、近くドコモの学割でキッズケータイを契約するつもりなので、将来私達夫婦がドコモにMNPすれば、家族割や家族間通話無料が見込める。
- デバイスフリーとなったドコモメールを試してみたい。PCやiPadで送受信可能?
- 今までau⇒ソフトバンクと契約してきたので、一度ドコモにお世話になりたい。
- MNVOサービスはほとんどドコモ網を利用しているため、ドコモのiPhoneならMVNOのSIMが使える!
そもそも携帯端末はSIMフリーが一番潰しが聞きますが、SIMフリー端末のメリットは何かというと、以下の2点です。
- 海外で現地通信会社のSIMを使える
- 国内で格安SIMを使える
このうち1点目については、海外にどれほど行くかです。
私の場合でいくと、多くてもせいぜい年に1回二泊三日もしくは三泊四日で行く程度。
その程度であれば、少々高いですが国内の3社がローミングサービスを行っていますし、結果としていつもの電話番号もそのまま使えるので、むしろその方が便利なくらいです。
となると私にとって本当に重要なのは、2点目の国内の格安SIMを使えるかということです。
先に述べたように、国内のMVNOは私の知る限りほとんど全てがドコモ網を利用しており、SIMフリーでなくともドコモの端末であれば、MVNOの格安SIMを利用できます。
(このことについては私が直接確認したわけではないので、ネット上の伝聞となりますが。)
それであれば、国内ではドコモ端末は、実質的なSIMフリー端末と言えると思います。
来年以降ドコモで2年ほどお世話になっているうちに、MVNOによるサービスは格段に進化するでしょうから、将来的には家族全員でドコモからMVNOにポートイン、なんてことを考えています。
私の全くの個人的な理想ということであれば、香港か台湾辺りでSIMフリーのiPhone 6を手に入れて(海外版SIMフリーiPhoneは、マナーモードでシャッター音が鳴らない)、国内のMVNO業者と契約、というのがオタク的にそそられるのですが、現状を考えるとまずは二年間ほどドコモで雌伏というのが合理的なようです。