それからiPhone 3G ⇒ iPhone 4 ⇒ iPhone 5と移行してきたのですが、iPhoneの連絡先を私の持っているWindowsパソコンで管理できないことにストレスを感じていました。
そんな中、ちょうど今から1年ほど前、自分のWindowsノートの液晶を子供に割られたのをきっかけに、MacBook Air 11インチの吊しを衝動買いしました。
その頃は円高が最盛期であり、価格コムでMacBook Air11インチのSSD128GBモデルが65000円の破格の値段となっており、心のなかではある意味、子供よ液晶を割ってくれてありがとう、という感じもありました。
さて、かれこれMacBook Airを1年ほど使い続けているところですが、そんな経歴の私の観点から、WindowsとMacをオススメする人について少し書いてみます。
まずMacの特徴ですが(あくまで私が思うところの)
- ハードウェアからOS、ソフトウェアまで垂直統合された安定の挙動
- 世界中で限られた形のハードウェアを大量生産していることから生まれる、洗練された質実剛健スタイリッシュボディ
- フリーソフトは、Windowsより相当少なめ
一方Windowsの特徴は、
- ありとあらゆる希望に叶う本体及び周辺機器の多種多様さ
- パソコンでできることはたいていできる市販、フリーを含めた膨大な数のソフトウェア
- Vista以降、悪い意味でOSが変わりすぎ。あとウイルスはWindows向けが多い。
私は基本的にはWindowsを薦めます。
なんだかんだで世の中はWindowsパソコンを使っている人が圧倒的に多いですし、困ったときに聞ける人の多いのはWindowsだからです。
(同じ理由で、今ならスマートフォンはiPhoneを薦めます。)
ではどんな人にMacはお勧めなのでしょう?
もちろん音楽や映像など、芸術面で向いているということあるでしょう。しかし私はそういった方面は全く分からないので、そういう人以外で。
それはパソコンの使い道が限られた人、だと思います。
例えば、メールとWebしかしないなど。
例えば私のように、これまで学生時代からWindowsをさんざん触ってきて、いろんなパソコンでいろいろ試してきたけども、今はもうウェブ、メール、予定表、連絡先、Skype、iTunes、タスクリスト、エクセル、ワード程度に落ち着いてしまったような人にも同じことが言えます。
そんな限られた用途のユーザーには、Macはちょうどいいのです。
昔と違って、現在はたいていのことがウェブでできますので、Macにできないことはほとんどありませんしね。
そうしてMacを使い出すと、今度は持続性というメリットが付いてきます。
Macに格納している連絡先や、予定表、iTunesの曲などは、もしMacを買い換えたとしても、簡単な手順で同期できます。また操作性もWindowsの様に劇的に変わったりはしません。
私がiPhoneを愛用している理由のひとつが、その持続性です。
これまでiPhone 3G時代からずっと撮ってきた写真は、同じ形で今のiPhoneの中にいますし、連絡先やiTunesで購入した曲も同様です。
キャリアやメーカー側の自分勝手な都合で、自分の有形、無形の資産の持続性が損なわれるのはもういやです。
また正直おっさんである私は、変に操作性が変わりすぎると、めんどくさくて覚える気がしないのです。
MacもWindowsもどちらも素晴らしい機械です。
でも自分は基本的にこれくらいしかしないという人間にとっては、Macは理想的なコンピューターだと思います。