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2014年3月1日土曜日

私が利用している年間有料契約アプリはこんな感じ

かつてガラケーでは、月額数百円を継続的にお金を取られ続けるアプリが一般的でした。

しかしiPhoneの登場以降、素晴らしいアプリが無料ということも珍しくなく、有料でも最初に数百円払うだけの買いきりアプリがほとんどとなりました。

そんな中、アプリの魅力を売りに、月額料金や年額料金制度としているアプリも存在します。
例に漏れず私もiPhone以降、アプリは安くても十分いいものがある、と考えている立場ですが、それでも現在2つほど年間有料契約しているアプリがあります。

無料アプリや、買い切りアプリの紹介はたくさんありますが、年間有料契約アプリを実際に使い続けてみた感想あまりないかと思いますので、一度紹介してみようと思います。


駅探 乗換案内


まず最初は、老舗のiPhoneアプリ「駅探 乗換案内」です。

駅探 乗換案内(日本全国の時刻表、運行情報もご案内する無料のナビゲーションアプリです) (Version 1.0.8) App
カテゴリ: 旅行
価格: 無料
デベロッパ名: Ekitan
 


まずアプリ内課金の状況はこんな感じ。
  • 300円/月
  • 600円/90日間
  • 1,200円/180日間
  • 2,200円/年

昔のガラケーの、月300円の世界ですね。

iPhoneアプリのご紹介|駅探


良い所


上のリンクに、主要な機能が書かれていますが、特に私にとって役に立っている機能は以下のとおりです。


  • おまかせアドバイス

経路を検索した時に、画面の上に「次の新快速を待たなくても、今来る普通に乗ったら、着く時間は一緒だよ」とか「この電車じゃなくて次の電車に乗ったら、乗換なしで目的地まで行けるよ」といった内容のアドバイスが表示されます。
(実際のアドバイスは、もっとフォーマルな言い方です。)

私は鉄道マニアでもないですから、毎日乗る電車でも無ければ、ひとつ前の電車、ひとつ後の電車がどういう動きをするのかは全く分かりません。

それを親切に教えてくれる機能です。
今日は時間がかかってもいいから普通電車で座っていこうかなとか、いや今日はとにかく早く着きたいといった状況に対する判断の参考になってくれます。

  • 1本前、1本後の電車をスムーズに検索できる
あー、電車が行ってしまったー、ということは皆さん往々にしてあると思います。
そんな時も、経路の検索結果画面を上にフリップしてやれば、そのまま次来る電車の経路を検索できます。

ひとつ前の電車も、同様の手順で検索することができます。

  • 乗換、下車する少し前にアラームを発してくれる
私は世間のサラリーマンがそうであるように、朝は満員電車に揺られて会社に行きますが、私は車中では、Reederで各種フィードをひたすら読むことに熱中しています。

乗車時間は30分弱なのですが、iPhoneに集中していると30分は結構短く、気をつけていないと降り過ごしそうになります。

満員電車ですから、窓の外が見えるか見えないかも微妙な感じ。
そんな時、このアプリでアラーム設定をしていれば、降りる駅に到着する1分前にアラームを発してくれます。

このアラームに何度も救われています。

ここを改善してもらえれば

  • バス経路検索機能
有料アプリなので、できればバスの経路も一緒に検索してくれれば言うことありません。

  • 年額でもう少し安ければ
年額で2,000円未満にしてくれれば、より一層ありがたいと思います。


Adobe Revel


続いて、私が見る限り、普段ほとんど話題に上らない、Adobe純正の写真ストレージサービスです。

サービス当初はAdobe Carouselという名前でしたが、途中でAdobe Revelに改名されました。


Adobe Revel - 写真とビデオ用のクラウド内の場所 (Version 2.2.3) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料
デベロッパ名: Adobe
 

料金体系はこんな感じ。
  • 600円/月
  • 5,800円/年
なお円高時は、月額500円、年額5,200円でした。


場所を選ばないデジタルフォトソリューション | iPhone、iPad、Mac対応のフォトアプリケーション

良い所

  • 年間5,800円で写真のアップロード無制限!
現時点でアップロード無制限というサービスはほとんどないはずです。

Bitcasaも最初は年額$99としていたのが、ある日突然年額$999に値上げされました。
その他のDropboxやSugarSync等の有料のストレージサービスと比べても、決して高くないと思います。

  • iPhone、iPad、Mac間でシームレスに同期
アップル製品用には、それぞれ専用アプリがあり、いずれかの端末で写真をクラウドにアップロードすれば、どの端末でも全く同じように写真を閲覧できます。

Dropboxのようにファイルそのものを同期する訳ではありませんから、基本的に各端末のストレージを圧迫することがありません。
しかし実はキャッシュだけでも結構なサイズを取っている場合があるので、キャッシュのサイズだけは気をつけておく必要があります。

ここを改善してもらえれば

  • Windowsアプリがない
2年ほど前にこのサービスが登場したのですが、その当時からWindows版アプリの登場はもうすぐ!、とか言ってたのにいまだにリリースされていません。

Adobeほどの会社が、2年もかけてアプリひとつもまともに作れないということは考えられません。

おそらくAdobeのストレージ容量の関係で、Windows版をリリースすることにより、ユーザーが増え、クラウドにアップロードされるファイルのボリュームが一気に増えることを懸念して、いまだリリースしていないものと想定しています。

  • NASのデータをアップロードできない
Mac用の専用アプリがあるのですが、アプリでアップロードできるのは、Mac本体に収められた写真のみです。

私はMacbook Airで本体にあまりストレージ容量がないため、写真はごっそりNASに保存しています。
しかしアプリの仕様上、NASにある写真はアップロードすることができません。

これも上のWindows版アプリの件と同様、爆発的にアップロード量が増えないようにするための、Adobe側の防御策と考えられます。

このことがあるため、現在我が家の写真でアップロードできているのは、私と嫁のiPhoneで撮影した写真のみにとどまっています。

本当はデジカメで撮った写真も全てアップロードしたいのですが、現状のアプリの縛りだと不可能です。

これについては、次期Macbook Airが出た際に、本体のストレージの1TBにして、デジカメで撮った写真も全てMacbook Air本体に収めた上で、Adobe Revelにアップロードしたいと考えているところです。

というわけでApple様、次期Macbook Airを早く出して下さい。

  • いつまで続くか分からない
これも深刻な問題です。

世の中の巨大ストレージサービスは、とにかく安定していません。
いつサービスを中止したり、また急に料金を値上げしたりするか予想できません。

Adobe Revelについても、Adobeが力を入れて宣伝している風でもないので、いつフェードアウトしてしまわないかと心配しています。

価格だけ見れば、年5,800円で無限ストレージですから、ずっとサービスを継続してくれることを願っています。



さて以上、あなたの知らない(かもしれない)、年間有料契約アプリの世界。
少しはご参考になったでしょうか。