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2014年2月22日土曜日

嫁のiPhoneがリンゴループにはまる

先日嫁のiPhoneが、リンゴマークが表示されては、しばらくするとスーッと消える、そしてまたリンゴマークが表示される、という状態に陥りました。

私は初めて知ったのですが、リンゴループと言うらしいです。


本体でどうにもならなければiTunesに繋いでみる


私の経験上、たいていiPhone単体で起動できなくても、iTunesに繋げば我に返ったようにiPhoneが目を覚ますよ、と高をくくっていました。

ところが実際にPCのiTunesを立ち上げて、iPhoneをUSBケーブルで繋いでみても、iTunes上に嫁のiPhoneのアイコンは現れず。

そもそも最低限の立ち上がりをしていないので、PCが認識できないようです。

いろいろ調べてみましたが最後の手段として、リカバリーモードというものにして、それからiTunesに繋いでやることができるようです。

強制的にiTunesに繋げるようにするリカバリーモードの手順は以下のとおり。

リカバリモードでは、デバイスを消去して復元するので、問題が解決されます。以前に iTunes または iCloud で同期した場合は、修復後に バックアップから復元する ことが可能です。
  1. デバイスの 電源を切ります。電源を切ることができない場合は、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に押したまま、電源が切れるまで数秒間待ちます。
  2. デバイスの USB ケーブルをコンピュータのみに接続します。
  3. デバイスのホームボタンを押しながら、USB ケーブルをデバイスに接続します。
  4. 「iTunes に接続」画面が表示されたらホームボタンを放します。この画面が表示されない場合は、手順 1 ~ 3 をもう一度試します。

iOS デバイスをアップデートまたは復元できない場合


ただし注意しなければならないのは、リカバリーモードを使うということは、完全にiPhoneの中身を抹消して最新のOSをインストールしてまっさらなiPhoneになってしまうということ。

それを覚悟した上で、手順を進めていくと最終段階で以下の謎のメッセージが。。。

 「iPhoneを復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(9)。」

作業をしながら気になっていたのは、iTunesに繋いだ時に表示されるシリアルナンバーが「N/A」と表示され、iPhoneのシリアルナンバーが認識されていなかったこと。

リカバリーの最終段階でアップルに認証を求めているようなのですが、そこでコケるのはそのせいかと思いました。

私のMacbook Airの環境が問題あるのかと考え、Windows端末に新たにiTunesをインストールして、Macと全く同じ手順でリカバリー作業を行ってみましたが、
「iPhoneを復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(9)。」
という同じエラーが出て最後まで完了できませんでした。

しかしこれにより母艦側の環境に問題があるのではなく、端末側に問題がある可能性が高い、ということが分かりました。


嫁がAppleCare対応ショップに出向く


神戸は三宮のジュンク堂の上に「クイックガレージ神戸三宮」というiPhoneの修理対応をしてくれる店があります。

私も嫁も、既に一度ここにお世話になっていて、iPhoneを新品に交換してもらったことがあります。

iPhoneが好きすぎる: iPhone使いは、Apple Careに入っておくべし


今回、嫁が交換したら2年間のうちに2度目の交換に。
AppleCareは2年で2度までの対応が限度とのことですから、嫁は完全に元をとった形ですね。

今回私は同行していなかったので、詳しいことはわからないのですが、嫁がその店に行って事情を説明したら、どうもその店もiTunesに繋いでリカバリーができるかチャレンジしてみたようです。

結果はおそらく私と同じエラーが出たのでしょう。
 原因がユーザーにないという判断になり、無償で新品に交換してくれたようです。


まっさらなiPhoneに復元を行う


嫁が新品のiPhoneを持ち帰ってきたので、iTunesのバックアップから復元を行うことにしました。
しかし残念ながら嫁のiPhoneの最後のバックアップは、約4ヶ月前の昨年の10月頃。

残念なのは、この4ヶ月間に撮った写真が全て消失してしまったことです。
ただ写真については比較的最近に、Adobe Revelにバックアップを取っていたので、多少は救われたというところでしょうか。


Adobe Revel - 写真とビデオ用のクラウド内の場所 (Version 2.2.3) App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料
デベロッパ名: Adobe

今回は全く予測できないタイプのトラブルでしたが、これらのことから得られた教訓は以下のとおり。
  • iTunesで、少なくとも1ヶ月に1回はバックアップを取っておくべし。
  • 特に写真は失われたら二度と手に入れることはできないので、バックアップ方法を多重化しておくべし。
  • AppleCareは高いけど、常に持ち歩くiPhoneについては入っていたほうがトクな場合が多い。(ただし最近年額がアップしたとともに、修理の際に最低支払う額もアップしているので、少し手を出しづらくなりましたが。)




まあこんなことはあらゆるところで、ずっと言われてきたことですが、それを習慣づけるのが面倒なんですよね。

面倒なことが嫌いで、多少のお金なら払っても構わないという人は、icloudのアップグレードが一番手っ取り早いでしょう。

+10GBで年間2,000円、+20GBで年間4,000円となっているようです。
これを高いと見るのか、安いと見るのかは、その人のiPhoneの使い方しだいですね。

iCloud:ストレージのアップグレードとダウングレード


お金はできるだけ払いたくないという人は、面倒ですがマメにiTunesでバックアップを取るしかなさそうです。