RSS登録をお願いします!

follow us in feedly

2014年9月21日日曜日

9月18日の深夜2時に目が覚めたので、iOS8にしてみた

9月17日の晩、仕事で疲れていたので、明日はiOS8の配布開始だけど眠いから今度でいいや、と思いながら布団に入りました。
すると夜中にふと目が覚めて、時計を見ると、なんと深夜2時ジャストです。

まあ、一応配布が開始されたかどうかだけ確認しようと思い、Twitterのタイムラインを見ると、私がフォローしている人は皆起きていて、もうダウンロードを始めているではありませんか。

数分後には、布団の中でOTAでiOS8のダウンロードを始めている自分がいました。
そんな訳で、19日の深夜4時頃には、私のiPhone 5上でiOS8が稼働していた次第です。


まず触ってみた


第一印象は、スクロールが若干カタつくなあ、というところ。
まあ2代前の端末ですから、多少はOSが重くなっていることはしょうがないですね。

続いて、まさかとは思いますが、iOS8に対応してアップデートしてるアプリはあるかな〜と思い、Appstoreを立ち上げてみると、なんと既に11個のアプリがアップデート待機中!
準備しているところは準備しているのですね。

ATOKは、本日現在まだリリースされてなくて、iOS8直後にリリースすれば、祭的に 大いに盛り上がったと思うのですが。


アイコンが増えている


ホーム画面を見ると、いつも右下のマスは空けているのだけど、何かで埋まっています。2枚目の画面も。
“ヘルスケア”、“Podcast”、“ヒント”の3個のアイコンが追加されていました。

いずれも個人的に用は無いので、とりあえず最終ページに移動させました。

思うところがあったのは、“ヒント”のアイコン。
これまで添付の操作マニュアルは全くなし、マニュアル不要の簡単操作!、をウリにしていたiPhoneですが、毎年機能が増え続けてとうとうヘルプアプリが必要なレベルに達してしまったと言えます。

確かに、iPhone 3Gから毎年OSの経年変化を見続けている私でさえ、今や使ったことのない機能が多くあり、ましてや初心者にしてみたら、それらの機能をマニュアル無しで把握しろというのは、無理ゲーというやつですね。


新しい通知センターがポテンシャル高し


今後、アプリが対応していくことによって、一番楽しめそうと思ったのが通知センターです。
まずこれまで、「今日」「すべて」「未確認」の3列だったのが、「今日」「通知」の2列になりました。確かに「未確認」の列は、まず見ることが無かったので、順当な変化です。

それから、「今日」のところには、iOS7と同様に本日のカレンダーが表示され、また明日のスケジュールが何件あるかを教えてくれるのですが、iOS7ではそれらの項目をタップしても何も起こりませんでした。

このたびのiOS8では、ちゃんとカレンダーアプリに飛ぶようになりました。
同様に天気をタップすれば、天気アプリに飛びます。

iOS7の時は当然タップしたら、カレンダーアプリや天気アプリに飛ぶだろうということがあり、なんだかアップルらしくないなあと思っていましたので、当然の改善だと思います。

そして一番の目玉は、「編集」というボタンがあり、対応しているアプリのウィジェットが追加できるようになりました。

まだ対応アプリがあまり無いため、何がどう便利になるんだという実感がありませんが、例えばTo doアプリの今日やる項目や、より詳細な天気情報、アプリの特定機能へのショートカットボタンなどがが使えるようになれば、グッと便利になりそうです。


SMS(iMessage)にも変化が


私が日常的に最も多く使うアプリのひとつが、SMS(iMessage)です。

まず、写真を貼り付けた時に、 写真の吹き出しが大きくなりました。わざわざタップして写真を最大化しなくても、ある程度内容を把握できます。

それから、最近撮った写真を添付する手順が簡略化されました。

今まで、写真を添付するには、
カメラボタンを押す ⇒既存の項目を選択 ⇒ カメラロールを選択 ⇒ 送信したい写真をタップ ⇒ 選択をタップ ⇒ 送信ボタンをタップ、
の6ステップだったのが、iOS8では、
カメラボタンを押す ⇒ そこに並んでいる最近撮った写真をタップ ⇒ 写真を送信をタップ、
の3ステップで済むようになりました。

SMSを使いつけている人間からすると、これは素晴らしい進化です。

一点、これはどうなの? ということがあります。
カメラボタンを長押しすると、その場で写真を撮ることができます。

しかし、なぜかそのカメラはインカメラで、自分のおっさん顔が表示されます。
カメラボタンを押したその指を離すと、おっさん顔を撮影の上、了承を求めること無くそのまま送信する、という容赦ない仕様になっています。

私は、これで間抜けな自分の面を嫁に送信し、呆れ返られました。
これ、絶対“インカメラ”というところがおかしいと思うのですが、どこかに設定するところがあるのでしょうか?


スポットライトが強化される


昔はほとんど使っていなかったけども、最近よく使っている機能にスポットライトがあります。
スポットライトは、ホーム画面の真ん中辺りを押さえて下にフリックすると、検索窓が現れます。

ウェブ検索を行いたい時に検索ワードを打ち込んだり、電話やメールをしたい時に相手の名前の一部を打ち込むことによってその人の連絡先を表示したりすることが可能です。

また普段使わなくてどこにアイコンがあるか分からないアプリを探すときや、過去のメールを検索したいときにも使えます。

このたびは、BingのWeb検索結果や、近隣エリアの情報も表示されるようになったようですが、まだ今のところものすごく便利になった!という訳ではないのが正直なところです。


iCloudは、200GBで400円/月になっていた


これまで予告されていたとおり、iCloudのストレージ単価が劇的に安くなって、200GBで400円/月になっていました。
これだけあれば、私と嫁のiPhone、それからiPadのフル情報をバックアップしてもお釣りが来ます。

早速、ストレージプランを200GBにアップグレードの上、[設定]⇒[一般]⇒[使用状況]⇒[ストレージを管理]⇒[このiPhone]⇒[バックアップオプション]で、フォトライブラリを始め、全てのアプリのデータをバックアップするようチェックを入れました。

しかし残念ながら、自身のiPhoneが持っている写真をiCloudに収めていつでも閲覧できるiCloudフォトライブラリは、現時点では影も形もありませんでした。


いくつか見受けられる不具合


OSが悪いのか、アプリが悪いのかは分かりませんが、ちょこちょこと不具合が見受けられます。
ポップアップするコメントのフォントがなんだか不自然だったり、選択する項目によってフリーズしたり、さらに私の場合はカレンダーの一部の予定のみが、なぜか日本ではなく、GMT(グリニッジ標準時)になってしまったりしていました。
全ての予定ならいざしらず、なぜ一部の予定だけそうなったのかは全く不明です。

またそう遠くない時期に、iOS8.01がでるのでしょうか。


年々OSの使い勝手が改善していくので、次もiPhoneにしようと思う


不具合に遭遇するのは、見境なくアップデートする私の性分もひとつの原因です。
少々の不具合はありますが、99%は満足しています。

このたびのiOS8は、iPhone 4Sもカバーされるということで(私はiPhone 5ですが)、端末を買って3年経っても、地道な改善がなされているということになります。
ガラケー時代にはありえなかったアフターケアであり、日本の端末メーカーにとってはiPhone憎しでしょうが、ユーザーにとってはメリットしかありません。

日本のメーカーにも、全ての家電において、ハードだけではなくソフトやインターフェースをもっと重要視して欲しいと思います。