ファミリー共有にチャレンジしてみた
私と嫁は携帯は、お互いにiPhone 5でして、既にiOS8を適用済みです。
私は、iOS8にアップデートすると同時に、iCloudの200GBの追加ストレージを購入し、自分のiPhoneの内容を可能な限りフルバックアップできるようにしてやりました。
これまで予告されていたとおり、iCloudのストレージ単価が劇的に安くなって、200GBで400円/月になっていました。
これだけあれば、私と嫁のiPhone、それからiPadのフル情報をバックアップしてもお釣りが来ます。
早速、ストレージプランを200GBにアップグレードの上、[設定]⇒[一般]⇒[使用状況]⇒[ストレージを管理]⇒[このiPhone]⇒[バックアップオプション]で、フォトライブラリを始め、全てのアプリのデータをバックアップするようチェックを入れました。
iPhoneが好きすぎる: 9月18日の深夜2時に目が覚めたので、iOS8にしてみた |
一方、嫁の方はiCloudの容量が依然5GBであるため、「iCloudにバックアップが取れません」とのエラーが頻繁に出て、嫁は鬱陶しく思っている状況でした。
私はこの時点で、ファミリー共有により、ファミリー共有の管理者である私が購入したiCloudの追加ストレージも、ファミリー共有のメンバーと共用できるという、思い込みをしていました。
嫁のiPhoneをファミリー共有のメンバーにすることにより、嫁のiPhoneのiCloudの容量不足を解消できると考えたのです。
しかし、結論から言うと、それは私の勘違いだったようで、ファミリー共有はあくまで購入したアプリなどが共有できるだけで、iCloudの追加ストレージを共有することはできませんでした。
という訳で、私自身の最大の目的は達成できなかったのですが、ファミリー共有の手続きをする上で、私自身が多少引っかかった点について書いてみます。
ファミリー共有の手続きをする上で、私が引っかかった箇所
ファミリー共有の手続きは、[設定]⇒[iCloud]⇒[家族を追加]からスタートします。
以下サイトに、分かりやすい方法が載せられていたので、紹介しておきます。
【iPhone/iPad】ファミリー共有機能の設定方法 : C-through the Mac |
手続き中に、私が引っかかったのは以下の2点です。
- 支払い方法の設定を求められた。
ここのどこで、支払い方法を設定するのかしばし悩んだのですが、答えは、その画面の一番上に表示されているApple IDををクリックして「Apple IDを表示」を選択、をすることでした。
そこに「お支払情報」の項目があるので、そこで設定してやればOKです。
- 嫁のiCloudで、誕生日の設定を求められた。
自分のiPhoneにある嫁の連絡先に、誕生日を設定してやれば良いのかと悩んだのですが、答えは、嫁自身のiPhoneの[設定]⇒[iCloud]⇒[本人の名前]⇒[パスワードとセキュリティ]で、生年月日を設定、でした。
いずれも、もう少し丁寧に説明してくれたら良いのにという感じでした。
同じところで引っかかった人がいれば、参考になれば幸いです。
個人的に、ファミリー共有はあまり意味がなかった
あらためて確認してみると、ファミリー共有により実現できることは以下の6項目です。
Apple - iCloud - ファミリー共有 |
- Tunes Store、iBooks、App Storeから購入したコンテンツを共有できる。
- 子供などのメンバーに、アプリ購入の承認を求めることができる。
- 共有アルバムを作ることができる。
- カレンダーを共有できる。
- メンバーの居場所が分かる。
- メンバーのデバイスを探すことができる。
- アプリの購入は、嫁も私のApple IDを使えば良い。
- 子供が大きくなってiPhoneを持つようになれば意味がありますが、うちの子供はまだ小さいので意味なし。
- 自動で、私と嫁の写真を統合したアルバムが作られるなら結構良いのですが、わざわざ手動で追加しないといけない家族の共有アルバムって、どういう時に使うのでしょう?
- Googleカレンダーで既に共有中なので、うちでは意味なし。
- いや、夫婦でこの機能は、ちょっと使う人を選ぶのでは。
- まあ、これはありでしょう。
という訳で、結果的に我が家がファミリー共有で得られたメリットは、嫁のiPhoneが無くなった時に、他の端末から探せる、ということだけでした。
ファミリー共有により、iCloudの追加ストレージも共有できる、というような私のような勘違いをしている人はあまりいないのかもしれませんが、参考までにエントリにしてみました。