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2015年10月5日月曜日

iPhone 6sは名機! iPhone 5からiPhone 6sに変えて一週間ほど使った感想

先日、オンラインApple Storeでの予約開始とともにiPhone 6sの予約を行った結果、発売日当日に無事手元に届きました。

iPhoneが好きすぎる: Appleオンラインストアで自分と嫁のSIMフリーiPhone 6sを予約しました!

これまで、iPhone 5を3年間使ってきた私にとっては、久しぶりのハードの大刷新となります。

早速、iPhone 5のソフトバンクのSIMをiPhone 6sに差し替えて、一週間ほど使ってみました。
ようやく、だいたいの感じもつかめてきたので、ここで私なりの感想を書いてみたいと思います。

私は、iPhone 5s、iPhone 6をスキップしてきましたので、そんな感想今さらかよという点もあろうかと思いますが、ご容赦願います。


画面が大きいことはいいことだ


iPhone 5からiPhone 6sに替えて最も分かりやすいメリットは、画面が大きくなったことです。
私は、Reeder 2BB2Cでテキストを読んだり、動画をよく見るので、画面が大きくなったことにより非常に恩恵を受けています。

少々意外だったのは、今の画面サイズになったiPhone 6の誕生から既に1年が経過しているにもかかわらず、単にiPhone 5・5sの画面サイズの拡大表示になっているアプリが結構多いことです。
最初は少しがっかりしましたが、皮肉なことにこれが最近目が悪くなっている私には結構うれしく、以前老眼フォンなどと揶揄されていたiPhone 6ですが、それはそれでありだなと思ってしまいました。

しかし、スマートフォンがこれだけ大きくなってくると、iPadはまだしもiPad miniはいよいよ中途半端であると感じます。
まあ、iPhoneシリーズは画面が縦長であり、動画はともかくマンガや雑誌を読むには少々縦横のサイズが合わないので、その点だけはiPadシリーズに分があるでしょうか。


メモリ2GBは神


今回のiPhone 6からiPhone 6sへのリニューアルにおいて、地味ながら最も重要な変更点は、メモリが従来の1GBから2GBに増えたことでしょう。
画面サイズが小さかったiPhone 5ですら、多少アプリを操作すると、空きメモリはすぐに残り数十MBになり、アプリがフリーズしたり、キーボードが表示されなくなったりと、数々のトラブルが頻発していました。

私も普段から、メモリ解放アプリであるiMemoryGraphを積極的に使って、なんとかアプリを安定させていたところです。
ましてや、iPhone 6や6sになってからは、画面も大きくなり、メモリ1GBは致命的な状況だったと考えられます。

このたび、ようやく2GBを搭載したiPhone 6sは、その強力なCPUと相まってアプリもサクサクです。(残念ながらiOS9はまだ不安定なところが残っていますが。)
とはいうものの、 iMemoryGraphでiPhone 6sのメモリを観察していますと、iPhone 6sですらすぐに残りの空き容量が数十MBになっています。

最終的にPCの快適さを決定づけるのはメモリの量であると、古来から相場が決まっています。
iPhoneのメモリの単価がどれほどなのかは知りませんが、今後もメモリを潤沢に積んで欲しいと願うばかりです。


3Dタップは便利そうだけどまだまだこれから?


既にいろいろなところで紹介されていますが、「押す」という操作に三段階の深さが与えられました。
これまでの長押しをさらに強く押すことによって、長押し→Peek→Popというアクションが可能となっています。

まだ、ほぼ純正アプリしか対応していませんが、例えば、送られてきたメッセージに書かれたURLをPeekによって覗き見したり、さらにPopによってSafariで開いたりすることができます。
また、ホーム画面にある電話やメッセージのアイコンをPeekすることによって、よく掛ける相手の選択画面を表示して、そのまま電話を掛けることもできます。

逆に言うと、今のところせいぜいその程度のバリエーションしかないのですが、今後サードパーティによって、いろいろな使い方が提案されれば盛り上がっていくのかもしれません。

少し気になったのは、普段使う機能は「長押し」、特別な機能は「Pop」という位置づけを考えると、ホーム画面のアイコンを移動させるためにプルプルさせる場合などは、「長押し」ではなく、「Pop」を使うべきではないのかなと思ったりします。
iPhone 6以前との操作方法の統一がネックとなっているのかもしれませんが、iPhone 6sのみで考えると、操作方法に統一感がないと感じました。

なお、実はこの機能を使ってみたいと思わせるのは、iPhoneに内蔵されたTaptic Engineが返すトクンというここちよい振動です。
頭ではなく、触覚に気持ちよさを与えて使いたいと思わせるのが、なんというかいい意味であざといなと感じます。


感動した! はじめての指紋認証


実に今更感ありまくりな話ですが、先日までiPhone 5を使ってきた私には、指紋認証は初めての体験です。
Appleならではの分かりやすい指紋認証の登録プロセスを済ませると、もう指紋認証によるロック解除が使えるようになっています。

iPhone 6からさらに進化しているようなのですが、ロック解除がめちゃくちゃ速い!
実は、これまで私は面倒で、パスコードによるロックすら設定していませんでした。

なので、iPhoneを操作する時は、ホームボタンを1回押す→ロック画面のスライドをしていたのですが、指紋認証だとスライドすら必要ありません。
でも、これまでスライドしてきた癖が抜けなくて、思わず指紋認証にもかかわらず右スライドしようとしてしまいます。

一般的にセキュリティを高めると、使い勝手が悪くなるものです。
それが、iPhoneの指紋認証は、自分の指紋がチェックされていると感じる間もないほどのスピードであり、高度な技術をユーザーの使い勝手を損なわずハードに落としこむAppleの手腕はさすがとしかいいようがありません

贅沢を言えば、画面が暗くなっている状態からiPhoneが使える状態にするには、ホームボタンを1回押す→そのままホームボタンに指を置いて指紋認証という流れになりますが、画面が暗くなっている状態でホームボタンに指を添えたらロック解除してくれれば手間が減るのにと思いました。
人間の楽をしたいという欲望は、キリがありませんね。


カメラの性能が上がるのは単純にうれしい


これまでがiPhone 5でしたから、iPhone 6sになって、カメラの性能、画素数ともに格段に向上しています。
どこにでも持ち歩くiPhoneですから、子供達の日常の姿を撮るのに最適であり、カメラの性能は良くなったことは大変うれしく感じています。

しかし、ちょっとドキッとしたのは、iPhone 6sのシャッター音が、iPhone 5に比べて品がなくて音量が大きいこと。
今年は、一刻も早くキャリアから脱出したいということで、発売日に国内版SIMフリーiPhoneを入手しましたが、次回のチャンスの時には、シャッター音のしない海外版をEXPANSYS経由で入手することも考えてみたいと思っています。

ちなみにライブフォトは、まだどう評価したら良いかわからないところです。
最適なのは子供の写真だと思うので、今後子供を撮る時はちょくちょく使っていきたいと思っています。


頑丈になった。でも少し重い


iPhone 6sはiPhone 5に比べて、112g→143gと約30gも重くなっています。
しかし、感覚的にはハード自体が大きくなっていることもあって、それほど重いとは感じません。

また、iPhoneに比べて曲がりにくくなっているということで、よくズポンのポケットに入れる私にとっては、安心度が増しました。


その他


今になって思うのは、AppleCareはやっぱり高い買い物だったということです。
上で書いたようにより頑丈にもなっていますし、防水性も高くなっているようで、ケースさえ付けていればよほどのヘマがない限り大きな出費になることはなさそうです。

このたび、私と嫁のAppleCare加入で、14,800円×2×1.08=31,968円の支出!
このお金で、新しい無線ルータでも買えばよかったです。
悔しいので、2年目の終わりには、必ずバッテリーは新品に入れ替えてもらおうと思います。

あとは、残ったiPhone 5をどうするかです。
ソフトバンクのiPhone 5など二束三文にしかならないと思いますが、私はどこかで売ってしまおうと思っています。
嫁は、どうもお風呂専用にするつもりのようです。


最後に


iPhone 6sは間違いなく名機です。
少々の金額差であれば、メモリが1GBのiPhone 6ではなく、2GBのiPhone 6sを選ぶべきです。

私は、これからソフトバンクからIIJにMNPして(これはまた後日報告します)、少なくとも三年間はこの端末を使い続けるつもりです。
その暁には、型落ちのiPhone 7sを安く入手できたら。。と妄想しています。